FC2ブログ

プロフィール

スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
ちんどん太鼓担当

@SMChingDongSATO twitter

Calendar 1.1

<
>
- - - - - - -
- - - 1 2 34
5 6 7 8 9 1011
12 13 14 15 16 1718
19 20 21 22 23 2425
26 27 28 29 30 - -

全記事

Designed by 石津 花

カテゴリ

最新記事

最新コメント

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

最新トラックバック

QRコード

QR

循環の宿命 ★ 映画 「樹海村」


【スーパー猛毒ちんどん動画】
スーパー猛毒チャンネル  ★  YOUTUBE
知的生涯PV  ★  知的生涯ライブ動画他

【リンク】
スーパー猛毒ちんどんフェイスブック  ★  虹の会本部HP
虹魂的障害者自立生活  ★  虹の会本体ブログ
ミツのホッサ日記PLUS  ★  ツイキャス!!

虹の会では、専従職員を募集しています。社保完。詳しくはこちら





「樹海村」を最終日にお一人で見に行ってきまして。
何ヶ月ぶりだろうか映画館。
まあ、車で行って、スッと入ってスッと出る。
特に映画館では喋ることもないし、いろいろあるエンタメの中ではちょっと行きやすいところがあります。

さて、まあこれですね、ホラー好きとしてですね、とてもイイできじゃないかと思いました。
いわゆる犬鳴村の続編じゃないけど、いわゆる村シリーズになるわけですが、前作を越えたんじゃなかろうか。
とにかく最後のCGもいいし、金をかけて作ってる感もある。

樹海では昔、いわゆる「できの悪い」「人様に見せたくない」家族を捨てた風習がある、と。
ま、コレが事実かどうかはわかりませんが、まあ映画の中で。
なにせ富士山は神の山。
「神様に返す」と言えば聞こえはいいが、なんやかんや捨てたわけですね。
そういう人の屍の上に樹海はあるのだ、というのがこの物語の重要な設定になります。

で、その中には生き延びた人たちもいて、樹海に村を作って生活していた、と。
しかしまあ、そうした感じの人たちが集まっていたわけで、村の体裁はないんだけど。
いわゆる暗黒舞踏を思い起こさせるような感じで。
そういえば、俺が高校生の頃、こういうの盛り上がっていたよなあ。
山海塾とか。
とか思いながら見ていましたが、その辺ですね、まあ暗黒舞踏を見たことがある人にとってはよくモノ足らない映像になったりするじゃないですか。
いわゆる「猿まねじゃん」みたいな。
けど、なかなかね、これが迫力があってよかった。
衣装やメイクもよかったし、役者さんもなかなか堂に入っていて。

で、そこでまあ箱に自分の左手の薬指を切って入れる、みたいなことをしていて。
その箱が「呪い」になっていく。
まあ、自分を捨てた世の中に呪いをかけるわけだから、まあ呪われたってしょうがない、って感じもあるんだわ。

その辺がなかなかいいよね。
勧善懲悪にならない、というか。
もちろん呪うのはいい方法ではないのかもしれないけど、一方的に捨てられて樹海から出れなくなった村人たちのことを考えると、そうも言ってられないという気がします。
結局は我々が常に自分の社会を疑うことを強いられる感じ。
この手のホラーはいい。

で、その箱を「コトリバコ」ってことにして、まあ話は進みます。
「コトリバコ」ってことにして、ってのは、オカルトではこれはスタンダートで、それはそもそも樹海発信の箱ではないんです。
でもまあ、抑圧された部落が手に入れた武器、みたいな話なので、そういう意味では正統であるとも言えます。
同時に、そもそもがもっと過去に作られた、とされているので、その一つが樹海村になんらかの某かのアレのソレで持ち込まれて、そこに「新たな呪い」を吹き込んだ、とも解釈できなくはない。
その辺はまあ、映画では曖昧だけれど、それはもう追わなくてイイ。
とにかく、「恐ろしい箱である」というだけでいい。

で、この箱をたまたま発見した主人公が、樹海に足を踏み込むことになる、という流れ。
姉妹が主人公なんだけど、最初は霊が見えるっぽい妹の方で話が進むのかと思いきや、お姉さんが主役であった。

これ、そしてもう一つ興味深い循環があって、この姉妹、実は子どもの頃に二人して樹海でレスキューされていたのである。
どうも、その昔、お母さんがコトリバコを発見、子どもに触れさせないように自ら樹海に返そうとしたのだが、自分だけ穴に落ちて…、という事実があったのである。
その時にレスキューしたのが國村隼さん。
今も樹海をパトロールしていて、物語に絡んでいく…。
なんたる偶然、そして樹海を真ん中にして循環するこの姉妹。
先の呪いにしてもそうだけど、コトリバコを真ん中にして、世の中の人と樹海村の人が循環しているというか、この「循環」ってのがホラーは怖いんだよね。
逃れられない運命というか、宿命、みたいのを感じさせてくれる。
単純に「幽霊が出た!怖い!退治する!」ではやっぱ怖くないんですよ。

まあ、辻褄が合わない部分はいくつもあるんですよ。
でもまあ、そこはヨシとしましょう。
あまり説明くさいとテンポが悪くなるんで。

エンディング、まあもちろん新しい知らない家族の元にまたコトリバコは登場する、って感じで終わりますけど。
でもなんか、妹がその呪いをギリギリせき止めようとしてるようにも見えて、なかなかいい。
妹さん、映画中盤で病院に入れられて、「霊が見えるなんておかしい」ってなこともあって。
そして最後は姉を助けて自分は樹海の一部になってしまうんだけど。
そんな不遇な人生であっても、コトリバコを止めようとする感じがなかなか。
とはいえ、コトリバコの呪いに勝てるのかどうかはわからない、という感じも含め。
お母さんが姉妹を救おうとした気持ちとか、どっかゾンビに襲われつつも「俺はイイ、先に逃げろ」的なヒューマニズムもありまして。

ま、そんなわけで、よくできたJホラーなんじゃなかろうかと思います。
そして、このお姉ちゃんの演技がなかなかいいんだよな。

あ、あとTAJIRI選手がちょこっと出ていてびっくりした。







本リターンズ

(BGM:The Beatles「Eleanor Rigby」from「1」)
→ロックバンドが弦楽四重奏だけをバックに歌う、ってのがまあキモになるわけだけど。
ま、それはそれとして、この曲はとにかくメロディが俺はものがなしくて好きなんだな。
誰がアレンジしたのか、弦楽器のアレンジも秀逸だし。
小学生の頃は「アードカロドラリビーフォー」と歌っていました。
スポンサーサイト



<< 肉の区別がつかなかった | ホーム | 俺は怖くてたまらない >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP