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スーパーちんどん・さとう

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ちょっと前に、「人の役に立つなんてもういいや、自分の役に立てばいい」みたいなことを書いたんだけど(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-5457.html)。

まあ、このブログを書き始めた時には、けっこう逆のことを言っていたような気もします。
おそらく、まあ我々自体がそういう流れの中に飲み込まれていたんだと思います。

市丸たちがこの今の日本の社会の中で生きていく時、「必要とされること」が大事で、「阻害される原因にならない」ことが大事だというのは、まあ現実的には当たっているとは思うんです。

阻害される原因にならない、というのは、例えば、反社会的行動を取る、万引きや人を叩いてしまう、裸になってしまう、みたいなことは、してはいけないことである、というようなことですね。
これらを彼らに伝えるのは、やっぱり俺らの一つの仕事だと思っています。
そういうことをしてしまうと、知的障害者全員が「そういう人」というレッテルを貼られてしまう原因にもなる。
そうなれば、相模原の事件のようなことが再び起こりかねない、とも思う。
まあ、これはモラルというか、そういうモノだし、人を不快にさせることでもあるから、努力をしているところです。
もちろん、努力が足らない部分もあるんだけど、これについてはまあ、あまり今も前もそんなに思ってることに変わりはありません。

一方で「必要とされる」というのは、この経済の枠組みの中で自分たちが確固たる立場を作ること、だと、思っていた面があります。
ここについては、かなり自分たちの「思想」が、ここ十年で変わってきているような気がします。

当時、まあにじ屋は大規模倉庫に移って販売を開始していたわけですが、確かに売り上げは、他の作業所などに比べて大きかったと思います。
あ、今も大きいですが。
とはいえ、よくよく考えてみれば「売り上げがでかい」ことはそんなに大事なことだろうか?という、根本的なところに我々はやっとたどり着いている、という感じがします。

当時、「セブンイレブンに勝てばいい」というようなことを言っていたこともあります。
これはもちろん、具体的に勝てるわけがないんですが、そういう「方向性があった」ということだと思います。
だから、おそらくこのブログで書いていた過去の内容もそういう「方向」はあったと思います。

でも、今はそれは否定される感じになっています。

つまり、それは何で比べるかと言ったら「売り上げ」なんですよね。
でも、売り上げを追求することだけが大事なのか?それが市丸たちの、俺たちの幸せにつながっているんだろうか、という根源的なところにたどり着いている、というか。

もちろん、恐らくは大規模倉庫に移って、そういう「気持ちでやっていこう」というような精神論が作用していたことは否めません。
なにせ、家賃が月60万以上なんですから。
頑張らなきゃならない。
同時に、にじ屋を始めた当初、どっか「ぬるく作業をやって一日終わり、3時に親元に帰って」、という一般の作業所のあり方にすごく異を唱えたかったということもありました。
やることがないから、部屋に閉じ込めてビデオを見せています、みたいなこととかも現実に見聞きして、「それでいいの?」という。

ただまあ、よそはよそですからね。

ま、で、何か発端があったわけじゃないが、「もっと楽に考えるべき何じゃないか」「売り上げ云々はあるけれど、そこをどう越えていくかを考えなきゃならないだろう」という風な方向に、なんとなくこの十年で緩く動いてきていて。
楽に、仲間と一緒に楽しくやれるのが一番イイ、というような。

一昨年あたりから、ついに具体的に、ネット、つまりにじ屋の方針が「頭を使って楽をしよう」みたいなコトに変わってきていて。
今年度なんかは、「頭を使って周りを楽にする」みたいな方針になっています。
これもまあ、「楽をする」が原点で、そこからどう考えるか、みたいなことで。
まあ、「楽」と「なにもしない」ってのはまた違う、ってのもあったり。

ただ、同時に親元を離れて生活している連中が多いから、どうしたって家賃とメシの問題があります。
だから「売り上げ関係なくていいや」というわけにはいかない、というところがありまして。

まあ、今は年度の切り替わりで、総括や方針を考えているのですが、今年はまた新たな何かが加わっていくのかな、と思ってネット・にじ屋の会議の様子なんかを見ているわけですが。

で、これね、労働の意味を巡る旅だなあ、と思っていて。
知的障害者だとかそういうこととは関係なく、「労働って何だ」みたいな。
頑張って金を儲ける、というのは確かに現実的に必要なことではあるけれど、でも、労働そのものが社会の中でどうあるべきなのか?とか。
我々の幸せにとって、労働とは何をしてくれるのか?とか。
そういうことをなんか、にじ屋の毎日も含めて考えながら過ごしています。

ネットは確かに虹の会の中で、労働を巡ることを考える、というようなふわっとした方向があったわけですが、まあ、それをにじ屋でやってみる、みたいな。
巨大な実験、という感じはありますが、その中で、確実に「労働の意味」を俺たちはこの十年で深めているな、と思います。

その時その時は、まだ拙いコトだったかもしれないし、今もそうかもしれないけど、そうやってまあ、実践は積み重なり、いつか理念にたどり着くのだろう。
ソレがいつになるのかはわからないが、正解のない旅を我々はしているな、と思います。








本リターンズ

(BGM:菅原康則「戦友」from「祈り」)
→12分にわたる戦友を悼む歌
一編の小説を読んだような気になる。
声がまたすばらしい。
この曲に他の声はあるまい、というくらいフィットしてる。
途中の尺八?の音がまたすばらしい。
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