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スーパーちんどん・さとう

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映画の暴動 ★ 映画 「爆裂都市」


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「爆裂都市 バースト・シティ」という映画を見たことがある人と見たことがない人がいると思いますが、まあこれはぜひ見て欲しいと思うんですけど。

1982年の作品。
俺が16歳くらいの頃ですか。
劇場で見ました。

「これは暴動の映画ではない。映画の暴動である。」というキャッチコピーだったんだけど、とにかくこの言葉がぴっちり来る。
暴動の映画ではあるけれど、映画そのものもぶっ飛んでいる。
石井聰亙監督は、この前に「狂い咲きサンダーロード」という名作を撮っているんだけど、それの後日譚というか、そういう感じもある。
狂い咲きサンダーロードも好きな映画なんだけれど、それはどっか映画然としているというか、映画の暴動、とまでは言えない感じなんだけど、これはもう映画がぶっ飛んでいる。
映像、編集、音声、全てにおいて、いわゆる「映画の枠」を越えているように当時は驚愕したものであります。
アバンギャルドであり、パンクであり、というような。

これがYOUTUBEで無料公開されてまして。
27日の21時まで公開されているのでぜひ見て欲しいんですけど。

で、俺は見ました。
当時は、まあなんだかよくスジはよくわからない感じもありました。
映像とかでやられちゃって、あまりそこまで深く見てなかったのかもしれません。

だいたい、俺は映画でもドラマでも二回見る、ってことってあまりないんですよ。
呪怨は見ましたか。
金八2と大草原の小さな家は何度も見てますけど。
そのくらいで。
そもそも俺の中で二度見る、ってのは、「わかんないからもう一回見てわかろう」という感じじゃないんですよね。
一度目でわからなかったら、もうそれは「わからない映画」ということで。
そういうのもありますから。
面白くない映画は面白くない、ということでやいのやいの言ったりする余地があるし、そういう風に「楽しめる」と思っていて。

だから、二回見るというのは、単純に「その世界観にもう一度入りたいから」という感じですね。
つまりは、そのくらい、まあ「自分に影響があった」ということなんですね。
金八2にしても、俺に大きな影響があったテレビドラマなんだけれど、それを何度も見るというのは、改めて自分を構成する何かを「確認したい」という感じなんだろうと自分で思います。

大好き、ではもう足らない。
自分を構成する一部なのである、という感じね。
この映画もそうだったんだな、ということを改めて思いました。

この映画、改めてスジを追ってみると、なんやかんやこれ、「革命」なんですよね。
暴動ではありますが、革命の発端みたいな。
そういうイメージがあります。

とある地区は、スラム化していてそこでは週末にライブやレースが行われ、若者がフラストレーションを爆発させている。
一方で、その地区に住み着く「フリークスたち」もいて。
彼らはまあ彼らなりのルールをもって平和に過ごしていたわけですが、そこに「原発を建てる」ことになって。
そのフリークスたちはかり出され、閉じ込められ、強制労働をさせられる。
そして、フリークスたちは立ち上がり、原発を仕切る連中を追い詰めていく。
同時にライブは警察によって中止に追い込まれ、若者のフラストレーションも爆発寸前。
そこで無理矢理ライブをやったところに警察隊が乱入。
まあライブでスターリンとの対決、みたいなこともあるんだけど、まあ大きなスジにはあまりそこは関係ないんだけど。
で、その地区の住民、若者と警察、原発を誘致したい連中、まあ政治家的な人やヤクザたちも含め、その対決になっていくんですね。
その中で、フリークス側になりますが、町蔵さんとか、バンド側の陣内さん、スターリンとかのキャラ、同時に原発を誘致したい方の泉谷しげるさんや平口広美さんのキャラが立っていて、とにかく暴動に至る感じにぐいぐい引き込まれてしまう。

これ、見た当時はわからなかったけど、「原発」ってところがミソだったんだよな。
何もないところに金を生み出そうとした時に、軽薄な支配層が考えることといったら、まあそりゃ原発か。
スラムを一掃しよう、ってのも、なんか今の西成の状況に似ている気がする。
そういうことを見知りして今、改めて見ると、なんだかなんで俺がこの映画に影響を受けたのかわかった気がした。

大きな力と、無力の個人の闘い。
無力な個人はとにかく束になるしかなくて、若い頃はバンド側のかっこよさや町蔵さんの「キチガイ」演技に惹かれていたところもあったけど、今改めて見たら、麿赤児さん率いるフリークスの人たちにものすごい感情移入してた。

正直、世の中を転覆させるためには、下の下の我々が世の中をぶっ飛ばすためには、この方向しかないのかな、とも思っています。
それもこの映画の影響かもしれない。
「みんな選挙に行きましょう」というのも、まあそりゃそうなんですよ。
だけど、どっか「それだけじゃ変わらなかろ?」という気持ちがあるのも確か。
「今よりもマシ」な連中にまた支配されるだけジャン、みたいな。

これ、まあ、日本のロック界における名曲「セルナンバー8」を産み出したということで、バンドの映画、音楽の映画だとも言えるんだけど、同時に革命の映画であって、ロックとは何か、みたいなことも考えさせられる。
「みんな仲良くロックやろうぜ」なんて「ほのぼのロック」がどっか嫌いなのもこの辺の影響かもしれない。

というわけで、気になった人はぜひ見て下さい。
無料期間、あとちょっとですー。




本リターンズ

(BGM:川中美幸「愛は別離」from「豊後水道」)
→「恋だって 命だって 終わる時が来る」で始まるど演歌。
いや、そりゃそうなんだけど…。
だからって、別れましょうって…。
愛は離別ってそもそも…。
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