fc2ブログ

プロフィール

スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
ちんどん太鼓担当

@SMChingDongSATO twitter

Calendar 1.1

<
>
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 78
9 10 11 12 13 1415
16 17 18 19 20 2122
23 24 25 26 27 2829
30 31 - - - - -

全記事

Designed by 石津 花

カテゴリ

最新記事

最新コメント

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

最新トラックバック

QRコード

QR

マニュアル


【リンク】虹の会本体ホームページ虹の会本体ブログスーパー猛毒ちんどんフェイスブック虹魂的障害者自立生活ミツのホッサ日記PLUS井上のリーダーズブログ筋ジストロフィーの花屋・漆黒ブログ
【YOUTUBE】スーパー猛毒ちんどんチャンネル
スーパー猛毒ちんどんシリーズ介助者大募集シリーズ知的生涯シリーズ影の声シリーズ

虹の会では、専従職員を募集しています。社保完。詳しくはこちら





半年くらい前ですかね、電話の受付の仕方について、まあみんなで再確認というか話したことがありまして。
まあ、いろいろ事情があったんですが。

こういうのを井上たちに話すのは実は難しくて。
というのは、彼らは「何をしていいか」「何をしたらいけないか」という風にまず考える。
つまりマニュアルである。

しかし、電話ってのはなかなかマニュアルってのを作るのは難しい。
そもそも、例えば商品の受け付け、とかそういう画一的なことばかりの電話ではないのだ。
時には機関紙発送の住所変更だったり、役所からの電話だったり、介助者募集の電話だったり、にじ屋の営業時間のことだったり、そしてもちろんビラを見た人の提供品のことだったり。
だから、まあなかなかにマニュアルにするのは難しい。

行為や行動を「やっていい」「やっちゃダメ」って考えること自体がナンセンスなわけで。
けど、例えば電話だったら大切なことはそもそも「相手に理解してもらうこと」だから、実際にどう話すかは実はあまり関係ない。
「そういう言い方はよくないよ」と思うことも、時と場合によっては「そういう言い方アリだわ!」ってことにもなる。

行為を「それはダメだよ」と言ってしまったら逆の意味になるって感じもあります。
それによって、どっか元の意味が薄くなってしまったり。
だから、行為、行動を注意するのは難しいな、とはずっと思ってきました。
それが、井上だと余計難しいし、電話ってのがまたこれ難しい問題で。

じゃあ、健体者だけが受ければいいじゃないか、ということもないわけじゃないんだろうけど、にじ屋はそもそも彼らの店だから、そういうのもなんだかちょっと…。

というわけなんだけど、そんなことで、それをスズがまあなんか形にしてみんなに話してくれまして。
堂々と話そう、とかそういうことですね。
まずしっかり自分の名前を言おう、とか。
「はい、虹の会です」がしっかり言えれば、それはそれでまずいいのだ、というような。
あとはわかんない話ならすぐに「代わります」と言ってわかりそうな人に代わろう、というようなことで。

しかし、それでもなかなか井上なんかは早口で何を言ってるかわからなかったりする。
時に我々もにじ屋に電話をすることがあるワケです。
「○○終わったよ」とか、「○○持っていきます」とかなんとか。
そういう時に、まあ井上が電話を取ったりするんだけど、どうも電話を取って耳に当てる前に「はい虹の会です」とか言ってる感じで、「…です」しか聞こえなかったりする。

つまり、「はい虹の会です、って言わなきゃならない」と思っているから、言ってはいるけれど、大事な「相手にわかってもらう」が落ちちゃってる。
まあ、学校時代からの優等生の彼としては、ありがちと言うか、そういうところもあって。
おそらく、井上の頭の中では、行為そのものについて「これをしなければいけない」「これをしてはいけない」って風にしか考えられてないんだよね。
大事なことは、「相手に伝わるかどうか」ですからね。
どんな言葉遣いをしようが、どういう「行為」をしようが、そこがしっかりしてればいいことなんだけど、そこはなかなか難しい。
結果、「行為ありき」になってしまう。

でもね、まあこれ、井上が知的障害者だから、って話じゃないな、とも思うんです。
ウチの若い連中、ザキに何をどう伝えるか?という場合、考え込んじゃうことがよくあるんですよ。

例えば、カイにみんなの着替えの棚から着替えを出してやる、という場面だったとして、せっかく出してやってるのに、カイが礼も言わずそれを放り出して違うモノを次から次へ放りだしていったとしたら、やっぱり「たたみ直しなさい」ということにはなる。
だって、みんなの場所だから。
それを自分が気に入らないといってたたんであったモノを次から次へと放り出す、ってのは違うわけで。
しかもまあ、出してもらってるのに礼をしない、というのもよくないとオレは思う。
けど、これも基本的にはそういうこと、であって、時と場合によっては「ほおり出すのもやむを得ない」という場合もなくもないんだよね。
サイズ感の問題なんかもあるし、その時の急ぎ具合、というのもある。
だから、「礼も言われてないのに渡すのはどうなのか?」とか「放り出すのはどうなのか?」と彼らの行為をとがめるのは、なんだかちょっと違う方向に行っちゃう感じがして。

そうじゃなくて、大事なことは、この場所が「みんなの場所だ」ということを大事にすること、「取ってもらったなら礼をすべき」というようなことですよね。
これはだから、服を出してやる時だけじゃなくて、いろいろな場面でそういう気持ちでカイに接している必要があるわけで。
その時の、その場の行為だけを変えたところで意味がないとも言えて。

だいたい、世の中に溢れる「マニュアル」なんてのは「行為」を決めているだけで、本質は何も言ってない。
オレは、そういう仕事ってバカバカしいと思っていて、井上たち含め我々もそこは考えを変えていかなきゃいけないと思っています。

マニュアルそのもの、マニュアルを想起させるコトってのは、オレなんかは特に言わないようにしなきゃな、と思います。






ブログ用

(BGM:Freeform「Saigon」from「Audiotourism: Vietnam & China」)
→エレクトロっていうのか、なんなのか、これ。
で、これがサイゴンのイメージと言うことらしい。
確かにアジアの味がする一作。
といって、らしい音色だけ使ってそれ風に、みたいな安易さはない。
なんだこれ、なんかすごいのかも…。
スポンサーサイト



<< さあ、鎖を捨てよう | ホーム | 「#ちこくなう」 >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP