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すがすがしい ★ 映画 「コカイン・ベア」


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松島トモ子さんという女優さんがいますが。
彼女がその映画を見て、「私を噛んだライオンがコカインやってなくてよかった」と言ったとか言わなかったとか。

ま、その映画とは「コカイン・ベア」。
コカインを運ぶ組織が森にコカインを投下。
同時に運び屋もパラシュートで降りるつもりが、飛行機の出口のヘリに頭をぶつけて落下。
そのまま死んでしまう。
コカインを回収できず。
となると、当然、その森に住んでいるクマがそのコカインをやっちゃって、ハイになってしまう!という。
そして皆殺し。
もうバカバカしいほどにすがすがしいストーリー。
これ以外の要素が盛り込まれるでもなく、淡々とクマが暴れ回ります。

まあ、バカバカしいこと思いつくもんだ、と思ったら、映画冒頭に「Based on true story」と。
いやあ、現実は想像を超えてきますね。

で、まあ出てくる人間がそれぞれに間抜け。
まともなのが運び屋の手下みたいな人くらいか。
あとはもう、「そりゃそうなるわな」ということになっていきます。

どうもその森は国立公園?みたいな。
アメリカの映画でよくありますね。
もうさんざん自然のママの山っていうか。
でもガイドというか、中心となる事務所みたいなのはあって、みたいな感じ。

ま、そこに集まる人間はいろいろなことでその森にやってくる。
結婚を控えたカップルとか。
登山客相手のちびっ子ギャングみたいな連中とか。
ただただ動物とふれあいたい男とか。
あとはもちろん、その組織の人間。
そして組織を追う刑事。
事務所からの電話で駆けつけた救急隊。
そして子どもを探しに来たお母さん。
などなど。
最終的には生き残る人も多いんだけど、それでもけっこうな数やられちゃいます。

でね、こういう映画は、やっぱそれぞれ単純にやられるにしてもきっちりそのキャラを描いてくれると物語に深みが増すわけですよ。
ってか、そこはやっぱやられっぷりに関わってくるというか。
お調子者はお調子者でやられていくし、バカはバカっぽくやられていく。
単純にクマが食っちゃう、というのではあまり見ていて退屈である。

で、何人か印象に残った人がいますが、まずその公園の事務所にいるガイド?の女性がまあ、もう面白い。
下世話なんですよ。
下品と言ったらいいか。
でも「こんなおばさんよくいるよな」と思う感じのギリギリリアルな線を攻めてくる。
もちろん彼女もやられちゃいますが、よかったなあ。
やられちゃってるのに良かったも何もないけど、いいキャラ。
最後の最後までなんだか食らいつくというか、ライフル持ち出して応戦というか、往生際が悪いというか。
やられながらも救急車に乗るところまではいく。
憎まれっ子世にはばかるですよ。
最終的には救急車に乗ったところで襲われ、救急車は木に激突、固定されたストレッチャーごと放り出されるという。
まあ、なんだか。

動物が好きとかいって、「動物と言いたくない」「友だちだ」とか言ってるおかしな男はクマから逃げて木に登ったはいいが、よく考えたらクマは木に登りますよ。
そこで食われちゃったりとか。

とにかくもう、そういう感じで次々人がやられていく。
やられるって言っても、そう簡単に人は死なないですから。
爪でお尻をえぐられてもなんとか応戦するところまで行ったり。
けど、最終的には前述のおばさんのライフルで頭を飛ばされちゃったりとか。

なんかもうすがすがしいほどメチャクチャなんである。

簡単に言うとB級映画なんだけど、それをきっちりとしたカメラ、特撮というか、CGでやったという映画でですね。
前半多少ダレるモノの、中盤から一気にクマが暴れ回り、きっちりとスプラッター要素をしっかりと見せてくれながら殺されていくという。
どっかもう見てるこっちがハイになる。

アニマルパニック映画、ということになるのかもしれないが、まあコメディだ。
ここまでキャラが揃っていて面白くないわけがない。
プラス、BGMね。
もうなんだかBGMがそれっぽすぎて、とにかく笑う。
クマがくるっとこっちを向いたら、13金っぽく音楽が入ってくるとか、もうね、これまで映画が培ってきた全てのBGM表現をぶち込んでいるというか。
滝壺の裏に出て追い詰められ「ヨシ飛び込むわよ!」みたいなところでどっかインディージョーンズ風だったり。

これはもうサイコウに面白いので皆見た方がいいと思います。
95分の映画で、サイズ感もいい。






(BGM:たま「こわれた」from「きゃべつ」)
→たまというと楽しい感じのイメージだけれど、これはどっかダークファンタジーを呼んでいるような。
これで絵本ができるような感じ。
とはいえ、まわりの人が次々壊れていき、自分だけ壊れない。
途中の友人が壊れるところで音も壊れていくのが怖い。

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