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スーパーちんどん・さとう

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都市伝説化


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ちょっと前、ずいぶん前といっていいか、ウチに新人が来たときに、その新人は他の作業所にいたんだけど、そこで他の職員に「虹の会に行ったら襲われちゃうよ!」といわれたらしい。
あ、その子は女性ね。
ってか、まあなんだそれ?
都市伝説かよ、って話なんだけど。
ま、笑っちゃうんだけど、まあそういう流言飛語が言われていたという。

確かに、ウチは他の作業所なんかに厳しい目を向けている。
やっぱ「時間まで宮崎アニメのビデオを見せているだけ」というような作業所が、どうして存在するのかがよくわからない。
しかも「外からカギをかけて」みたいなことまであるという。
もちろん、そもそも「親から預かってるだけ」という理屈で言えばそれは成り立つ。
その時間、親は親戚の冠婚葬祭に行けるし、病院にも行ける。
とにかく預かってればいいんだから、アニメを見せている、と。

しかし、その間、彼らを大人として扱って、自分の目標を作らせて取り組ませることだってできる。
というか、社会参加を目標の一つとしているなら、閉じ込めておく道理はない。

我々は仕事終わりに彼らに付き合って買い物にも行くし、時にプロレス観戦にも行く。
休みの日だろうが、まあ彼らに言われれば付き合ったりもする。
そういうことが彼らに非難される謂れがあるとは思えないのだが、非難の対象にはなるらしい。
「虹の会はいつ電話しても事務所に誰かいる」と、とある親が他の作業所の職員にボソッと言ったら、ものすごい勢いで否定されたと。
「俺には俺の生活がある!」とかなんとか。
その親はなにも彼を責めたかったわけじゃなく、なんとなく言った言葉だったらしいが、とにかくウチに対してアレルギーはあるんだろう。

別に我々は好きで夜まで残ってるわけではないが、彼らがのんびり仕事後の時間を過ごしているところに付き合ったりはする。
もちろん、休みはしっかり休みたいし、そういう雰囲気に持っていこうと皆で休む努力をしている。
というか、今はあまりそういう不測の事態は起きていない。

そういうのは恐らくどっか目障りなんだろうな。
だといっても、それを「襲われちゃう」という、あまりに子どもじみた言葉で都市伝説にしちゃうのはどうなのか…。
幼稚が過ぎないか…。
中身で論議しようや、ビデを見せているだけの人よ。

その新人によれば、前の作業所はとにかく市がなにか言ってきたらビクビクしてる、と。
ウチがいろいろ楯突くのを見て、すごく驚いていた。
ま、市がウチを目の敵にするのはそういうところもあるんだろうな。
ウチがいちいち楯突くのが面白くないのかもしれない。
いや、まあそうじゃなくて中身の論議をしたいのだが、それはなかなか成り立たない時代にもなってきている。
そもそも「政治的判断」ができる職員が少なくなっている。
だから、市役所なんか人を減らしたらダメなんだって…。

いや、もちろん市の中でもしっかり考えている人はいると思う。
そういう人と手を結びたいとは思うが、なかなか昔のようにはいかない。

福祉が自分のメンツを考え始めちゃったらもう話にならない。
問題は井上たちである。
彼ら当事者の立場に立って考えないのなら話にならない。
もちろん、ウチのやり方が正解だとは言わない。
俺らもいろいろ試行錯誤の最中だ。

そもそも、俺たちは、「彼らに生まれてきて良かった」と思ってもらいたい。
「青春」という言葉をよく使うけど、やっぱ人生の醍醐味は青春だ。
青春とは酒飲んで吐いたり。
親の知らないところでタバコを吸ってみたり。
親に反対されても髪の色を変えてみたり。
ま、そういうバカ騒ぎのことだ。

そういうこと自体を「お行儀が良くないことだ」というのはわかる。
親ならそう思うかもしれない。
というか、お行儀が良くないことをする、ということが大事だと言っているのに、「それはお行儀が良くない」と言われると、まあそりゃそうだな、って話なんだけど。
でも、親が知らないことを仲間としでかすのが青春であって、犯罪でなければそれは俺は人生に必要なんだと思う。
そして、それはビデオを見せてるだけではそれは達成できない。

と、まあ、そういうことを言うから、我々は嫌われる。
「虹の会は不良の集まり」と言われる。
でもね、それはどっか誇らしくもある。

でもな、「襲われる」はないよ。
幼稚すぎる。

あ、ちなみにその「襲われる」と新人に言ったその職員とも飲んだりもして。
なかなかいいヤツで、俺もすごく好きなんだけど、つまりまあ、彼が悪いわけじゃないんですよ。
ってか、その話があって初めて会ったんだけどね。
ま、彼もそういう飛び交う流言飛語を、まあ普通に言っただけ、ってことなんだろう。
問題は、意識的にそういう都市伝説を作って、自分が「ビデオを見せてるだけ」を正当化する連中がおぞましい、って話。








(BGM:석미경「내일은 타인」from「보이지 않는 슬픔/해바라기 연가/그날 오후」)
→ものすごいリラックスムードあふれた歌謡曲に仕上がっておりますが。
どうなんですかね、YOUTUBEとかにもすごい出てくるのでヒットしたのかな。
声としてはどっか内藤やす子さんを彷彿とさせる感じで。

kabukiboshuuu.jpg
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