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スーパーちんどん・さとう

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俺も辛いんだから


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震災のニュースで、「見捨てられたんやろか」という見出しがあった。
数日間支援物資などが届かない状況で、そう思ってしまったのは仕方ないし、悲しいことだ。

「世の中からはじき出されている」
「世の中から捨てられている」
「世の中に必要とされていない」

…そんな気持ちが湧き上がってしまうことってあると思うんだけど。
それって「どうせわかってくれない」に発展するし、自暴自棄にもなる。
いわゆる「無敵の人」の始まりもそういう気持ちだったのではないかと思ったりする。

社会の構造はなんだかそう思ってしまう人には悲劇的で、今度はその声を上げたら叩かれたりもする。

つまりは、多くの人が「しがみついている」のだろう。
俺はしがみついているのに、お前らは甘えてる、という論法だ。
その気持ちもわからなくはない。
辛いんだろうと思う。

俺は障害者、と呼ばれる人たちと長年暮らしているから、「はじき出され感」というのはヒシヒシと感じることがある。
それでもバブルの頃はまだ世の中にも余裕があったのか、「しがみつかなくてもよかった」からなのか、世の中はいい方に進んでいくと信じられた。
多くの人が「はじき出された」と感じない世の中になる可能性を多少でも信じられた。

でも、状況はかわった。
日本はなにやら先進国なのかどうかも怪しくなって、不況になった。
多くの人が貧困に落ちてしまい余裕がなくなった。
そうなると、当然、より強い力で「しがみつかなきゃならない」から、みんな必死だ。
とても悲しい時代なのだと思う。

最近は、車いすの人が単純にバスに乗りたい、という思いを、「甘えるな」と言われてしまうことは日常茶飯事になった。
そもそも、一週間先に電車に乗ることを予約してくれ、なんていうのは、冷静に考えればあまりにも堂々とした差別だ。

差別とは、同じ状況で、同じ時に生きる、同じ世代ができることができない状況にあることをいう。
タクシーを呼ぶにも金がない、電車を使いたい、という経済状態で、車いす以外の人はそもそも一週間先に電車に乗ると予約してるのか?ということがそこには論点としてない。
車いすじゃない人は予約しなくていいけど、車いすの人は予約しろ、それなら乗せてやる、というのは、ちょっとおかしくないか?と単純にオレは思うが、そういう余裕も今の時代には悲しいかなない。

「そのくらい障害者なんだからガマンしろ」という理屈になってしまう。
なぜなら、「俺だって辛いのをガマンしてるんだ」と。

こうなってくると、障害者が多少楽しい飲み会なんかをやっていても叩かれる。
「なんでお前は楽しいんだ!」と。
もう意味がわからない。
なにも贅沢をしてるワケでもないのに、いや、まあ年に一回の贅沢ってのもあるとは思うし、そういう話でもないんだけど、とにかくそうなる。

「障害者は障害者らしくしおらしくしていろ」という。
なぜなら、「俺も辛いんだから」と。

わかるよ。
わかるけど、そういうのが結局こうやって震災なんかの時に自分に返ってきちゃうんだよな。
だって、天災なんか自分のせいじゃないじゃん。
いつどこで地震が起こるかわからない。
南海トラフ、なんてのも危惧されているし、そもそも日本は地震大国だ。

それを自己責任でなんとかしろ、ってやっぱどうかしてるよ。
家がなくなって、避難所で食べ物がない、トイレがない、そんな状況になったのはなにも自分のせいじゃないのに。

それもこれも、結局、障害者を叩いている雰囲気と共通してるんだよね。
障害者だって、障害者になりたくて生まれてきたわけじゃないでしょう。
こういうことを言うと、同業の人から怒られがちなんだけど、でも、少なくとも「望んで障害者になった」という人はいないのではないか。
もちろん、障害者=不幸、ということを言いたいのではなくて、少なくとも自己責任で障害者になった、というコトではないと思うのよね。

にもかかわらず、なんで電車に乗るときに一週間前に予約をしてくれ、と言えるのだろうか、と。

同じじゃないか、今の震災も。
被災した人に自己責任を背負わせるのはなんか違うし、そここそ助け合って、もっというと盛大に税金を使うところだとオレは思う。







(BGM:鹿島とも子「不安のときめき」from「アイドル・ミラクルバイブルシリーズ ファイナル」)
→これは名曲。
デオダートのラプソディーインブルーを大胆に取り入れて(ってか、まあまんま)、遊び心にもあふれている。
その後、オウム真理教のなんやかんやで再び脚光を浴びたけれど、まあマジメな方なんでしょうね。
いや、入手できてよかった、と思う一品。

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