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スーパーちんどん・さとう

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敵味方 ★ 「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」


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ちょっとずっと余裕がなく、テレビ録画していた番組もほとんど見れてなかったんだけど、やっと「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」というドラマを見て。

これ、ちょっと簡単にスジを話せる感じじゃないほど複雑なのだが、聴覚障害のこととミステリーが混ざり合ってるような感じの。

主役の草薙さんがCODAを演じている。
とにかく彼の演技が秀逸で。

彼は警察を辞めていて。
というのも、警察が組織をあげて裏金作りをしているのを内部告発して、という。
「正義は高くつく」という刑事の言葉が胸に刺さるが、とにかくまあ、彼は正義を通して結局居づらくなって辞めた、という感じなんだな。
その後、警備員とかをやっているんだけど、手話通訳士?の資格を取る。
まあ、手話は最初からできるんだよね。
でも、そこまで「それを仕事にしたくない」という雰囲気すら彼の演技からはうかがえた。
そこがまたCODAの苦しみを表しているようにも思えた。
で、その手話通訳士、という彼が、法廷の手話通訳を引き受ける、という。
それが、過去に彼が警察時代に関わった事件とリンクしていく。

これ、いろいろ見てみると、聴覚障害の役者さんがずいぶん出ていたんですね。
こういうの、いいと思いました。

場面として印象に残ったのは、お母さんの後ろで転んでしまって、お母さん!と泣いても、お母さんには聞こえない。
CODAである草薙さんの思い出なんだけど。
だから転んでも泣かなかった、と。
ちょっとしたセリフなんだけど、なんかもう…号泣した。
そしてそれを受けて、声が届かなかった子どもも悲しかったろうが、でも、それを受け取れなかった母親はどれだけ苦しかったろうか…、というようなことも出てきて…。
そりゃそうだよ…。

ファミレスで手話で話していると、隣の席でそれを嘲笑しているのが草薙さんの耳に入ってくる。
草薙さんが話している相手はそれは聞こえない。
「黙れよ」「いいよ、どうせ聞こえないんだろ」とか言ってるんだけど。
そこで草薙さんがその席まで行って手話をやるんだ。
それは画面からは切れていたのでどういう手話かはわからない。
でも、そしたらその話し相手の人が「あんたそんなひどいこと!」って手話で草薙さんに言うんだけど。
そこで草薙さんが声に出して「いいんですよ、どうせこの人たちにはわからない」って言うんです。
それを受けて、その話し相手のおじいちゃんが「あんた、そういう人だと思ったよ」みたいな感じで、うれしそうにしている。
これ、痛快でしたね。
痛快だと同時に、なんか俺は泣けてしまった。

これ、なんで泣けたんだろう、と。

そして、この映画の根底に、草薙さんが昔、警察時代、調書を手話で伝えた容疑者の子ども、まあ小さい女の子なんですが、彼女が草薙さんに「あなた、味方?敵?どっちなの?」って手話で伝えてくる、という場面が繰り返し出てきまして。
ま、それが草薙さんは引っかかっていて、その事件に近づいていくって話なんだけど。

この「あなたは敵?味方?」というセリフ。
確かに子どもが言っている。
単純に世の中を二分して、敵か味方かに分けたいだけのセリフなのかもしれない。

これ、そのファミレスの場面ともちょっとリンクしているような気もして…。

井上たちもこれはよく言う。
「あの人は敵って感じがする」とか。
「番長は(井上は俺のことをこう呼ぶ)味方だから」とか。
ま、単純化しているんだろう。

でも、俺が子どもの頃にそんなこと考えたかな?と。
苦手な大人とか、イヤな大人はいた。
団地住まいだったのだが、芝生に入って遊んでいるといつも怒ってくるおじさんとか。
でも、「敵」とは思わなかった。
幸せな人生だったのかもしれない。

世の中を敵と味方に分けなければならない感じ。
俺はこのドラマで最も引っかかった部分。

こう書くと語弊があるかもしれないし、もしかしたら俺の取り方が間違ってるのかも知れないのだけれど、犯人を匿っていた人たち、どっか「味方」としての連帯をちょっと感じちゃったんだ。
そう読むと、まさに「敵か味方」の物語で…。

昔、耳が聞こえない人が、「手話ができる人のコトは信じちゃうんだよね」という話をしていて。
ま、詳細は覚えてないですが、そういう詐欺があったんですよ。
その時に。

この敵味方、という概念。
なんかね、俺はとても重要じゃないかと思ったんだよね。

健体者は、すぐに障害者に「仲間になろう」とか言う。
そりゃそうだと思う。
そして、仲間になろう、と俺も思う。
「足が動くかどうかの違いだけじゃないか」とか簡単に言ったりする。
でも、そうじゃない。
断じてそれは違う。
そんな簡単な話ではない。

単純化しすぎだけれど、それが「敵味方」って言葉に集約されている気がして…。
ま、このドラマはそういうことを言いたかったんじゃないのかもしれないけど。

てなことで、勉強になることも多いドラマで。
手話と一口に言っても人によって違う、とか。
昔と今でも違う、とか。

見れる機会があったらぜひ見て下さい。







(BGM:*NSYNC「Pop」from「Greatest Hits [Bonus Tracks]」)
→いわゆるアイドルグループってことなんですね。
確かにノリがいいし、カッコイイ。
踊りがあいそう。
って、踊ってるかどうか知らんけど。
歌も上手って気がする。
嫌いじゃないな。

kanukibochu.jpg
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