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スーパーちんどん・さとう

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ギャップ設定 ★ 映画 「カラオケ行こ!」


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まあ、ヤクザを題材にした映画というのはよくあります。
刹那的、破滅的、そういう部分はドラマチックに描かれたりする。
それに自分を重ねたり、まあ憧れてみたり、みたいな。
どっちかというと、これ「ヤクザを美化してるやんけ」というような見方もできる。

ま、そもそも論として、ヤクザをどう捉えるか、ということにはなるんですけど。
なんたら組が震災で炊き出しをしていたとか、まあ政治より早いじゃないか!みたいないい話もある一方、反社会勢力といわれるだけあって、我々に害を与える存在でも当然あって。
でもまあ、じゃあそもそも今の自民党、裏金どうしたとか言われてますが、それだって十分反社会勢力じゃないか、というね。
むしろ、権力が反社であるという現実の方が怖いんだけれど、そういう視点から逆にヤクザを擁護する意見もあろうかと思う。

昔は、というか俺が子どもだった頃、ちょうど繁華街なんかに興味?を持ち始めた頃ってのは、今からもう半世紀以上前って感じだけれど、その頃は棲み分けができてましたよね。
街角で、「ここから先の路地には行けない」という不文律、みたいなのが我々ガキサイドもわかっていた、というか。
そして、そこから彼らも出てこない、というような。
ま、出てくるんでしょうが、ガキを相手にすることはない、みたいな。

それでもまあミカジメ?とかなんとか、いろいろなシノギでもって彼らは生きてきたんでしょう。
それだけでもまあ一般の人には迷惑だったんだろうけれど、それがいつしか覚醒剤になり、というような流れで、確実に「その先の路地」が、我々の隣の路地にまでやってきた、という。
こうなるとやっぱ、彼らを擁護するのは難しい。

そんなわけで、なかなかメジャー映画で「ヤクザを美化する」ってのは難しいんだろうな、コンプラ的に、と思ったり。
たいがいは最悪のラストを迎えるようなストーリーになっています。
ヤクザがそれでもヤクザな世界で再起する、みたいな話はほぼありません。
し、そもそもそういうことは「ない」のではないかと推測したり。
きちんとヤクザの世界はゲスに描かれたりして、まあそうだよな、恐らく彼らには義理とか人情とか通用しないのだろうな、みたいな。
一方で仲間には義理と人情を通したりして、それが外とのまた軋轢になっていく、という。

てなことで。
映画におけるヤクザの描かれ方、って話をあっさくしたわけですけど。
「カラオケ行こ!」を見てきたわけです。
こちらコメディですね。
綾野剛さん演じるヤクザが色々と事情があって歌の練習をしたいと言うことで、中学校の合唱部部長とカラオケに行って特訓する、という。

ま、これ設定は面白いが、そこまでの設定に持っていく説得力が必要になってくるよなあ、と思っていたんです。
が、けっこう冒頭でそんなに難しい駆け引きなく「カラオケ行こ」からの、カラオケの部屋の場面、という流れにしてありまして。
そこ、まあスピーディーでよかったですね。
ここでモタつくと、やっぱ「整合性」ってのをどうしても考えちゃう。
とにかくコメディに持っていくために、いち早く設定に持っていく、というのは重要。
「あ、そういうことなのね」という納得の仕方ができるという。

「クソ生意気な中学生」、でも「かわいい部分も多い中学生」、そして「マジメな合唱部部長」、まあそんな典型的な中学生とヤクザの邂逅。
これがギャップ1。
そして、ヤクザが歌に関してはまったく「子どもっぽい」という。
これがギャップ2。
歌に関しては、中学生がシビアな意見をヤクザにぶつけていく、というギャップ3。

このあたりがこのコメディの軸となります。
そしてコメディで重要なのは脇なんですが。
重要な脇1に、謎の映画部部長、というのが出てきまして。
これがなかなかいい味を出している。
これがないと深みがなかったかも。

そして重要な脇2に、「最近練習をサボったりする部長に怒りを感じている合唱部副部長」という彼。
彼がまあなんでしょうね、チカラ技のメガネ君というか。
それを「まあ落ち着きなよ」となだめる女子部員、というのもなかなかいい味出していたが。
そしてヤクザ側の脇3に、まあ歌に関しては急に子どもになる組員のみなさん。
このあたりで構成されている物語で、クスッと笑わせていくコメディといったらいいかな。

ラスト、これ綾野剛さんが死んじゃったらちょっとヤクザキレイすぎない?設定から外れすぎないか??と思っていたら、ちゃんと最後まで設定を守ったコメディで終わってホッとした…。

ま、原作は漫画で、この後も続いているとかいないとか。
どういうことなんだかよくわかりませんが、最後の数年後の電話のシーン。
あそこからまた物語が紡がれるのかどうか。
だとしたら、あの中学生だった彼とヤクザの関係はどうなっていくのだろうか?
なかなか興味の尽きないラストになっておりました。

そして、エンドロールで流れた「紅~ある意味合唱バージョン」が最高に良く、サントラ欲しい。









(BGM:Little Glee Monster「紅」fromYOUTUBE)
→先日見た映画のエンドロールがこれで。
もうね、笑った。
いや、イヤな意味では全くなくて、あまりにもバッチリすぎて。
あ、だから笑ったというより泣き笑い、だな。
すごいよな、音楽って。
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