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スーパーちんどん・さとう

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Aの話をYとした話


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で、Hの話(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6595.html)で思い出した話ということで、Aの話(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6600.html)を書きました。
で、そのAの話を自分で読み直して思い出したことがまたありまして。

それは中学で同じクラスになったYの話から始まります。
俺はYとは中学で初めて同じクラスになったので、よく知りませんでしたが、なんだか変にウマが合ってしまい。
部活も違かったんですが、なんだかちょっと仲良くなりまして。
ウチの中学は三年間同じクラスなので、ずっと一緒でしたね。
部活を引退してからも、残りの夏休み、合唱の大会にヘルプででてくれと言われて、Yと一緒に参加したこともありました。

で、Yなんですが、小学校の1,2年の時、Aと同じクラスだったと。
Yの家もお母さんがお年だったということもあったのか、Yのお母さんとAのお母さんは同年代で、とても仲良かった、と。
だからAの家にも行ったことがあるよ、と。

なんでAの話が出たのか覚えていないのだけれど、YとAの話をしたことがありました。
Yはお母さんを通じて、Aのお母さんのことや家のこともなんとなく知っているようでした。

あの家凄かったよね、と俺がふると、でも古かったでしょ?とY。
確かにそりゃ古かった。
でも、広かったし、今思えば、中はリフォームされていた感じだった。
Aの部屋の向かいのトイレも家の雰囲気なら和式っぽいが、そうじゃなく新しかった。

「あそこさ、あの林、よく首つりがあったんだよね」とY。
なんとなくそれは俺も噂では知っていたが、気味が悪いからあまり考えたことはなかった。
「で、たいがいAのお母さんが見つけるのよ」

その話を聞いて思いだした。
そういえば、Aの家に警察が来ていたことが少なくとも二度はあったのだ。
そんなに深刻な感じでもなく、お母さんはいつものように警察に優しく対していたから、あまり気にしたことがなかったが、確かにそんなに警察が来る家はない。
最初はギョッとしたが、別にAの親が取り調べられてる感じはなかったし、警官も優しい感じだったので、二度目からはそんなに気にならず、Aと一緒に部屋に入った。

前からあそこに住んでいたのかね?と聞けば、そうじゃないという。
実は、ウチらが通っていた小学校に入れるために、あそこに引っ越してきたのだという。
Aの話の最初の時に書いたが、ウチの小学校は一応、進学校というか、いい学校だったのである。
そんなに勉強にガツガツする感じの親には見えなかったけどね、というと、「そうなんだけどね」とY。
Yの親はもうどっちかというとガツガツする感じの親だったので、Yはその辺はあまり触れたくないようだった。

でも、あの家に住むくらいだからお金持ちだったんだろうね、というと、「確かにそうなんだよね、お父さんもいなかったのに」と。
そこで、え?となりまして。
お父さんは医者で、遠くで働いていたんじゃないの?というと、「違うよ、あそこは母子家庭だから」と。

でも、お父さんの机もあったし、本もあったじゃない…と言うんだけど、Yは「う~ん、そうだったっけ?」とおぼろげである。
それに、お客さんが「先生にもよろしく」と言っていた。
先生とはお父さんのことではないのか?

…Yのいうことが事実だとすると、なんだか全てがひっくり返るような気がした。

「じゃあ、お母さんが仕事してたってこと?」
「う~ん、なんか家で仕事はしてたらしいよ」
「家でって…。何してたんだよ」
「その辺ね、なんかよくわかんないんだけど、母ちゃんが、まあ世の中には色々仕事があるから、とかって誤魔化す感じで教えてくれなかったんだよな。だから、それ以上聞けなかった」とY。

というか、そもそもAはお父さんのことを「遠くで仕事をしている」と言っていた。
母子家庭であったとしたら、例えば離婚したことを子どもに言えなくて黙ってた、ってこと?
…それならありそうだが、だとしたら、それを子どもの友だちの親に言うだろうか。
そこからバレる可能性を考えたら、その親にも嘘をつき通すんではないか?

しかし、Aの達観した表情を思い出すに、お父さんはいない、というのはわかっていたのかもしれない。
でも、それを俺には言えなかった事情があったのではないか?
…って、事情ってなんだ??
子ども同士の話に事情もへったくれもなかろう…。
お父さんがいない家庭、当時は少なかったけれど、ないわけではなかったし…。

「家庭教師きてたでしょ?」とY。
「え?知らない。俺、会ったことないよ」
「俺会ったことあるよ。女の人。若い女の人」
「まさか着物?」と、俺はお母さんがいつも着物だったことを思い出して聞いた。
「違うよ、普通のかっこだった。どっちかというと美人だったかな」
…なんとなくAの家とは不釣り合いな気がして、ちょっと違和感があった。

「そういえばさ、奥の部屋に行ったことある?」と俺。
「ないね。あの家は、奥でお母さん仕事してたみたいだよ」とY。
「泊まったこともない?」
「泊まらないよ、だってなんかあの家暗いじゃん。林が前だし、夜とかコワいじゃん」とYは笑いながらいう。
ま、そりゃそうだな。
首つりが多い林の入り口なんてゾッとしない。

「あ、でさ、そもそもどこに引っ越したわけ?」と俺が聞くと、Yも「それがわからないんだよね」と。
Yのお母さんも急にいなくなってしまった、ということだけしか知らないらしい。
俺らを越える情報はないようだった。
しかし、あの学校に入れたかったから引っ越してきたのだとしたら、別に学区内に引っ越せばいいではないか。
転校するというのは、そもそもなんか理屈が通らない。

「火事だったんだろ?」と聞くと、「そうそう」とY。
どうも、火事の原因はYも知らないらしい。

続けてYはこう言った。
「そういえばさ、時々さ、Aの家でトイレに行く時に、玄関のガラス戸あるじゃない。あそこに立ってる人がいたんだよ。で、Aに誰か来てるみたいだよ、っていうんだけど、お母さんの客だからほっといていいよ、って言うんだよ。お母さんに言わなくていいの?って聞くんだけど、いいんだ、って」
どうも、お母さんは自分の客が来ている時はピンポンがならなくてもわかるらしい。
でも、逆に言うとお母さんがわからない時は、ピンポンがなってもほっておく、と。
だから、いるだけの場合は、そもそも誰の客でもない、ってことだ、というようなことらしい。
「なんかちょっとおかしな理屈だな、と思ったけど、まあ子どもの頃なんかすぐそういうの忘れるじゃん。俺も今まで忘れてた」とY。

「今思えばさ、なんとなくあの火事、放火だったんじゃないかな…。なんとなく、あの時のガラス戸にうつった人が犯人だった気がする」
…なんとなくそれは俺も話を聞きながらそう思った。
もちろん、なんの理由もない。

YとAの話をしたのは、ただの懐かしい会話のハズだった。
だが、結局Aの家の話はより一層謎が増えてしまっただけになった。






(BGM:PIGBIT5「Burgerlover」from「大韓不法集会」)
→聞き込むに名盤だなこれは。
これはパンクというよりNWか。
途中入る男性の「アナウンス」?もいい。
なに言ってるかわからないけど。
間奏のドラマチックさもいいし、NWとして完成してる。
といいたいが、どっか荒々しさも残っていて、いわゆる韓流ポップではまったくない。
エンディングに向かって男性がボーカルで主導権を取ってからのスピード感もいい。
ラストが尻切れとんぼな感じもいい。
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