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スーパーちんどん・さとう

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林で見つけたシール (シリーズ⑨)


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①Hの話 http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6595.html
②「Hの話」で思い出したAの話 http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6600.html
③Aの話をYとした話 http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6601.html
④Yのお母さんの葬式の夜の話 http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6607.html
⑤林の立地について http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6616.html
⑥林で家庭教師を目撃したSの話 http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6626.html
⑦K町のバーでの話 http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6628.html
⑧N山での出来事 http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6630.html


前の⑧でN山についてちょっとだけ調べてみると、ちょっとした事件がヒットした。
というのは、とある新興宗教団体がこの山の中腹にご神体を勝手に建立したという事件。
これはすぐに撤去されたようで、さして大きな事件には発展しなかったようだが、その当時、その団体はいくつか同じようなトラブルを抱えていたことがわかる。

その団体は大陸の方の信仰をルーツにしたものであるという。
白を基調とした服をまとい、あちこちで気味が悪いとか問題にもなっていた。
彼らに特徴的なのは、アタマにも白い帽子を被り、靴も白、手袋も白、夏場でも長袖を着ているという。
まあ、どうみても異様な集団である。
その集団を仮にここでW教と呼ぶ。

W教はどうも大陸からの波動を日本の各地に届ける、という活動をしているようで、そのためにそうしたご神体?が必要になってくるらしい。
ご神体というより、彼らにしてみると「波動の中継地」ということになる。
それにN山が選ばれた、ということだ。
しかし、そもそも仏教の山である。
仏像などもたくさんある山である。
そんなところに、いわゆる「波動」などというヤカラが入ってくるのを伝統的な仏教は許さない。
これが広がるのを防ぐため、というのもあったのだろう。
すぐにそれは撤去される。

ここまでは、まあよくある宗教の諍いである。
あまり興味はなかった。

しかし、W教のシンボルマークを見て俺は震撼した。
それは、円が周囲を囲み、その中に直線を合わせた単純なシンボルなのだが、これね、今回の話の元になっている林の先、黒砂歩道橋(詳しくは⑤)の外側のど真ん中に書かれていたんですよ。
下は片側三車線の国道。
落書きのように思えたが、乱雑に書かれているというよりははっきりときちんと書かれていた。
SやHと、「どうやってあそこに書いたんだろう」ということをいろいろ考えたりしていたので覚えていたのだ。
いつしか消えていたのか、どうなのか、それは覚えていない。
が、はっきりとそれはそこにあった。

歩道橋から命綱をつけてちょっと歩道橋から下に降りて書く、という手は無くもないが、いや、危険。
下は国道である。
しかも夜中もけっこう交通量はある道で、そんなことをしているヤカラがいたら、すぐに通報されるはずである。

かといって、下からハシゴを立てられるような高さではない。
確かに、上り線と下り線の間には空き地らしきモノはあった。
しかし、どっちかというとまったくの「空き地」で、コンクリで固められているということでもない。
しかもそこは先に書いたように埋め立て地であるから、沼というか、基本グズグズしているのである。
その池になったような水たまりには季節になるとザリガニなどが沸くので、それを取りに行ったりもしていたんだけど、国道を渡らなきゃいけないこともあって、親からは「行ってはいけない場所」ということは言われていた。
けど、まあやっぱり行くよね。
でも、靴がグズグズになるので、すぐバレるんだけど。

そういう場所にハシゴは無理だし、そもそも高すぎる。
だから、「どうやって書いたか」が、三人の間でけっこう論議になったのである。
小学生の考えることだから気球か?とか言っていたが、まあなにもわからないままではあった。
最初から書いてあった、ということもなかったと思う。
毎日通ってる通学路で、ある日急に気づいたから。

で、この話はそれだけでは終わらない。
そのマークを俺たちが住んでいる団地の中で見つけた!とHが言うので、見に行ったんだ。
それは電柱だった。
電柱の中程にそれが書かれていた。
これはまだ他にもあるのではないか?と探したのだが、団地の中にはそれしか見つけられなかった。

が、ある日、俺たちは、林の中で、そのシンボルが書かれていたシールらしきモノ、だから電柱や歩道橋にあったモノよりも小さい、が何枚も捨てられていたのを発見したのだ。
それを見つけて狂喜したものの、しかしなんとなく触ることが出来ない。
持って帰るのも怖い、いや、この場でこれを発見した、という事実が怖い。
なんなら今、後ろで誰かが発見している俺たちを見ているのではないか、という不安もよぎる。
で、そのままにして帰ったのだが、その時に発見したのが実は①に出てきた小屋である。

俺は、この「ネットで調べてみる」→「思い出す」という流れがちょっと楽しくなってしまい、いろいろとこの近辺の怪談話などをググってみた。

すると、いくつか引っかかるモノがあった。

まず一つ目はとある怪談サイトに掲載されていた、まさにその林に肝試しに行ったという若者の投稿だった。
林に肝試しに行こうと高校生男子2人+女子2人の4人が夜の十時頃に歩道橋の下に集合し、そこから林に行ったのだと言う。
そして、林の中を進むと、あるはずのない草原に出たのだという。
草原などないはず、と思ったが、そこは草原で、白のチョウセンアサガオが一面に咲いていたというのだ。
そしてそれが風もないのに一斉に揺れたので、驚いて這々の体で逃げた、と。
すぐに元の林に戻れたのだが、一人、Jという女の子がいない。
まだ草原にいるのではないか?と思ったが、草原がそもそももうそこにはなく、探しようがなかったと。
もう帰ったのではないかという誰かのつぶやきを信じ、とにかくその晩は三人帰った。
ここまではまるで①の話と同じである…。

翌日学校でJは三人に「ごめんねー」としきりに謝る。
Jは昨日はお母さんがこんな夜に出歩くんじゃない!と家を出してくれず、集合場所に行けなくてゴメンね、というのだ。
携帯電話がなかった時代だったので、連絡も出来なかったという。

いや、違う。
Jはいた、という3人。
俺たち4人で林に入って…草原に出て…。
4人は言葉を失った…という怪談であった。

そもそも、あの林に草原などと言う感じのスペース自体がない。
前にも書いたように、あの林は恐らくは元は防風林で、林とはいうモノの、海方面への奥行きは狭いのだ。
逆に、海岸線と平行には広いのだが、どっちにせよ、広いスペースはあり得ない、といえる。

もう一つの話は、Aの家、そのものについての話だと思われるモノだった。
林にある火事があった家、ということだったので、恐らくはAの家だ。
それ以外にはちょっと考えられない。
火事後Aの家は廃墟マニアにとってはその地区では有名な場所になっていたようだった。
そして、けっこう最近までそのまま放置されていたことも知った。

しかし、たいがいの廃墟マニアは落胆していた。
何もない、と。
確かに身震いするような場所ではあるが、何もなかった、というのがほとんどであった。
火事で焼け落ちていたところも多かったからそれはそうだろう。
廃墟マニアが何を欲しているかはわからないが、そこで生活していた痕跡とかを見たいのだとしたら、それはきっと落胆するだろうな、とは思った。

しかし、一つの投稿がちょっと目を引いた。
というのは、宗教っぽい同じシールが大量に貼られ、そして落ちてもいたというのだ。
その写真はリンク切れで見ることはかなわなかったが、どうも四角の外枠に単純ないくつかの曲線で構成され、漢字のような字が中央にあるというモノであったらしく、俺たちが見たモノとは違っている。
とはいえ、この投稿者も書いていたのだが、これだけ焼けているのに、なぜシールが残っていたのか?という問題がある。
つまり、火事で焼け落ちた後に、このシールを誰かが持ち込んだのではないか?ということになる。

丸いシンボルがW教だとして、ではこの四角いシンボルはなんなのか?
実物の写真が見れない以上、ちょっとこの線を深めるのは難しいか、と思った。






(BGM:현철「목포의 눈물」from「현철 메들리 1집」)
→ポンチャック風、カシオトーン風の軽~いバックに力のこもった演歌が踊る。
歌ってる人の顔までなんか思い浮かぶという。
合ってるかはしらんけど。
まあこの感じでよくここまで歌い上げられるなあ…と感心するほどである。
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