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スーパーちんどん・さとう

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ホームレス連続殺傷事件~よりブ厚い関係性の創造①

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「ホームレス連続殺傷事件の裁判を傍聴して思うこと~よりブ厚い関係性の創造①」

●ホームレス連続殺傷事件

 今回のホームレス殺傷事件の裁判の傍聴に行くことになったのは、ある団体の機関紙がそのことを書いていたことから始まる。
 事件の概要は、生活ホームのような感じのところに暮らす自閉症の男性が、夜中に単独でホームレスを日を違えて4人殺傷したという事件である。(うち1件については証拠不十分で不起訴)
 被告には日頃より父親との確執があったというが、殺傷に使った鉄パイプにはより殺傷能力を上げるような細工もなされており、背景はともかく、その事件の残虐さには目を覆うばかりである。
 無関係の人を、しかも無防備に野外で寝ていたホームレスを鉄パイプで死ぬまで殴り続けたというこの事件は、あまりに常軌を逸している。
 加えて、裁判の傍聴をしてわかったのだが、この被告が事件以前も小学生に画鋲を刺す、パトカーに投石をする、というような事件を起こしていた。

 被告は生活ホームに暮らしていたというが、その団体がどういう団体なのかというのにも興味がわいたし、そもそもそういう被告を取り巻く環境に関係なく、本人に「やる資質」があって事件に及んだのか、そのところをぜひオレは知りたいと思った。

 それ以前から、いわゆる「発達障害」「アスペルガー」「境界線」「人格障害」などという言葉が犯罪加害者に対して語られるようになって、オレ自身はこの種の犯罪の問題について、かなり興味を持っていろいろ調べたり本を読んだりしてきた。
 確かに、オレのまわりの毎日の中では、そんなに犯罪に近いことは起こっていない。
 しかし、どこかで常に虹の会のネットの中でも起こりえないとは100%は言えない、という思いもあった。
 けれど、やっぱり他人事であったと思う。
 そこにこの機関紙の記事があったので、かなりそれを身近に感じ、裁判の傍聴に行くことにした。



●100%あり得ないとは言えない、という思い

 この「他人事である」ということと「100%ないとは言えない」ということの逡巡がオレの中にはある。
 それを自分なりに分析すると、普段は「他人事」であるけれど、ネットのメンバーの一人一人を見たときに、「その本人のことがわからない」「今までの行動のパターンにない」ということにぶつかると、ムクムクと「ないとは言えない」方に自分の思いが傾いていく。
 例えばカイがどんな行動をするかというのは、まだ1年しかつきあっていないのでよくわかない部分がある。
 彼が警察沙汰を起こすのは、品物を買ったが金がないとか、裸になってしまったとか。
 金がないというのはまあ見当はつくし、その行動には「買いたかった」「その品物を自分のモノにしたかった」という意味があると推測できる。
 けど、裸になってしまった理由はまったく見当がつかない。
 ただ、そのあとなのか前なのか、どうも漏らしていたようなので、その可能性は高いが。
 けれども、まっすぐに家に帰らずに、なぜその裸になった場所、しかも家とは逆の方向にある、に行ったのかはわからない。
 本人が喋らないので、わからない。
 確かに、想像はできなくはない。
 その場所は確かに一回みんなで言ったし、ちょうどそれに関連する興奮するような楽しい時間を過ごしたあとのことだっから。
 けれど、それはあくまでこっち側の推測であって、彼の理屈ではない。

 どちらにせよ、問題を起こすことはいいことではない。
 確かに一つ一つが経験とは言えるが、できればセーフティーにその経験を重ねていくべきだ。
 警察に捕まったからまだいいようなものの(よくはないが)、そうでなく犯罪に巻き込まれるというようなことも考えられなくはないからだ。
 それを防止しようと考えたとき、金がないとかの場合は、だいたいにおいて同じ店舗なので、なんとなくその店舗に網を張っていればいい感じはある。
 それに、の店舗との関係性を作ろうとか、そういうことも可能ではある。
 なんとなく、彼の性格などからいって、他ではやらないような気がするが、まあそれもわからないといえばわからない。
 なぜその店舗にこだわるのかがわからないからだ。

 こういう時に、「100%ないとは言えない」という気持ちがオレの中に大きくなる。
 つまり、カイがわからない、という時だ。
 もちろん、他人のことがすべてわかるとは思わないし、わかるものでもない。
 わからなければならないということでもない。
 しかし、長年のつきあいの中で、なんとなく行動のパターンや性格はつかめたりはするわけで、その対応をはかっていくことで、100%に近い確信を持てる時はある。
 けれど、それはあくまで100%に近い、ということであって、「100%やらない」ということではない。
 これはいつもそう思っている。



●親の推測、こちらの推測

 つまり、カイのように本人が喋らない場合、イヤ、喋ったとしても、本当のことを喋っているかどうかは(本人が意図する、しない、ということも含め)わからないわけで、すべてのことはこちらの推測でしかなく、例えばそれが親による推測であったとしても、どちらにせよ彼とは違う「他人」の推測でしかない。
 カイばかりを例に出して申し訳ないが、もちろん他意はないのだが、具体的な方がわかりやすいと思うので、このまま話を進める。
 しかも、親と一緒にいるカイとこちらに来ているときのカイはたぶんまったく違う。
 つまり彼は彼なりに社会集団に見せる顔と、家で親に見せている顔が違うということだ。
 これは、彼だけに限らず、いろいろと親御さんと話をしてみるとよくわかる。
 結局、親もこちらも反面しか見ていないわけだから、推測といっても、半分しか見ていない上での推測ということになり、その確実性はより危うくなる。
 だから、「絶対に犯罪を起こさない」ということは言えない。
 というか、犯罪の意志があるかどうかは別としても、例えば先の全裸になってしまったことなどは、結果として犯罪となってしまうわけで、もう起こしているといえる。

 しかし、それも長くつきあうようになり、成長と共に親との分離がうまく進めば、こちらとしては、だいたいの行動のパターンの見当はつくようにはなる。
 というか、ここで言う行動のパターンというのは、犯罪ということに関係してという意味だ。
 犯罪とは「対社会的行動」なので(もちろん家庭内で犯罪が起きないとは限らないが、ちょっと論がずれるので、ここではそこに絞りたい。家庭内のことはまた別の機会にしたい。)、こちらが、つまり家庭ではなく社会の集団の方で見当がつくことが、ほぼその把握に必要な情報ということになる、という意味だ。
 だいたいの場合、例えば神戸の殺傷事件でも、少年Aが犯罪を起こしていても家庭では気づかなかったりする。
 それは、親にみせている面というのは対社会的行動である犯罪行動の予見にあまり役に立たないということである。

(続きます)
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