FC2ブログ

プロフィール

スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
ちんどん太鼓担当

@SMChingDongSATO twitter

Calendar 1.1

<
>
- - - - - - -
- - 1 2 3 45
6 7 8 9 10 1112
13 14 15 16 17 1819
20 21 22 23 24 2526
27 28 29 30 31 - -

全記事

Designed by 石津 花

カテゴリ

最新記事

最新コメント

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

最新トラックバック

QRコード

QR

ループする自分への嫌悪


【スーパー猛毒ちんどん動画】
スーパー猛毒チャンネル  ★  YOUTUBE
知的生涯PV  ★  知的生涯ライブ動画他

【リンク】
スーパー猛毒ちんどんフェイスブック  ★  虹の会本部HP
虹魂的障害者自立生活  ★  虹の会本体ブログ
ミツのホッサ日記PLUS  ★  ツイキャス!!

虹の会では、専従職員を募集しています。社保完。詳しくはこちら


kaijosha.jpg


(創作)

彼があの子と浮気しているのを知ったのは、彼の家にあの子の吸うタバコの吸い殻があったから。
もちろん、問い詰めた。
そしたら、彼は黙っちゃって。
イイワケできない状況だから、それもしょうがないんだけど。

あの子は私が彼と付き合っているのは知ってたはずなのに、私はあの子が彼の家に行ってるの、知らなかった。
それがしゃくにさわってさわってしかたなかったけど、でも、結局、その日も彼の家に泊まった。

何をしててもしゃくにさわるのが納まらない。
私だけが知らない。
彼とあの子はどんな顔であの部屋で過ごしていたのかと思うだけで腹が立って仕方なかった。

それでも、私は結局彼の家に通った。
だって、ここで私が引くのも腹が立つ。
ケンカしたり、言い合いしたり、別れてるんだか付き合ってるんだかもわからなくなってしまっても、結局私は彼と寝た。
身体が彼を求めてもいた。
いや、ほんとは彼じゃなくてもよかったんだろうけど、新しい相手を探すのはめんどうだった。

このまま彼をあの子に取られてしまうのはもっとイヤだった。
身体には自信がなかったけど、私はテクニックに自信があった。
そのテクニックを彼も望んでいたから、彼は私を手放しはしない、と確信していた。

私は毎日、誰にもばれたくなかったから、自分の家に帰るふりをして友人と別れ、ちょっとしてから逆方向の彼の家に行った。
車のナビに履歴が出ちゃうのを知って、慌てて履歴が出ないようにもした。
浮気をされているのに、それでも彼にすがってるように思われるのはイヤだった。

それでも、彼は私が不在の時にはあの子と寝てた。
彼の家の前にあの子の車を見つけたこともあった。
でも、踏み込めなかった。

勇気がなかったわけじゃない。
あの子に、私がまだ彼の家に行く関係で、彼と寝ているのを知られたくなかったし、それに、私が腹を立てていることがあの子や彼にばれるのはもっとイヤだった。

後になって思えば、彼の家には私の着替えもあったんだ。
だから、当然、あの子は知ってたんだよね。
その都度隠していたのかしら?
でも、私がこっそり彼の家を家捜ししても、あの子のモノは出てこなかった。
あの子がどういうつもりなのかは知らない。
ただの身体の関係?
そんなに彼がいいセックスをするとは思えないけどな。
でも、それでもあの子は彼の家に通っていたし、私も通っていた。
そして、あの子の痕跡は、彼の家にはなかった。
あの時の吸い殻以外は。

あの子のことは、あの日以来、彼に問い詰めなかった。
あの子のことを認めるような気がして、なんか気分が悪かった。
そんなある日、彼の家にいた時、あの子から彼の携帯に電話があった。
彼はすっと携帯を持って玄関の方に行った。

私はガマンできなくなった。
これ以上、見て見ぬふりは出来なくなった。
みじめだ。
私はなにコソコソしてるんだろう。
もっと堂々と彼と一緒にいられないんだろうか。
いや、あっちが浮気なんだから、私はもっと堂々としていいはずなのに。
でも、あの子と彼が裏で笑ってるような気がして。
それに、このまま時間が過ぎても、こんなこそこそと苦しい思いをし続けなければならないのだったら、もううんざり。

いや、よく考えて。
この男、そんなにイイ男だろうか?
浮気男、仕事もろくに続かない。
大した男じゃないじゃない。
なんで私はこんな男に抱かれていたんだろう。
私のテクニックを堪能させていたんだろう。
こんな男に、私は惚れていたのか。

なんか、そう思ったら、まるでこの三年間が馬鹿馬鹿しくなってきた。
「もういい、もう来ない」と言って、彼の家を出た。

彼は追ってこなかった。
メールも電話もなかった。
「帰ってきてくれ」という電話が来るはずだと思って携帯を握りしめている自分がイヤになった。


その後、彼はそのままあの子と付き合うことになっちゃうの?。
なんなの?
あの子が若いから?
男は若い子に弱いからね。
そう、私に魅力がなかったんじゃなくて、あの子が若かったからだよね。
それが彼があの子を選んだ理由だよね。

いやいや、それに、私は彼をそんなに好きじゃなかった。
それに大した男じゃない。
よく考えたら、私とは釣り合わないじゃない。

彼があの子になびいたのも、あの子が若かったから。
だから、私のせいじゃない。
平気、私はまだ大丈夫。


でもなんで、電話もメールも来ないんだろう。
私、都合よく捨てられたの?
捨てられてたの?
あの子とずっと私を笑ってたの?

…違う、違うってば。
あの子より私は格上なんだから。
あの女に、私は負けてなんかいない。

負けたくない。
あの女に、私は負けたくない。

やっぱり、私は彼の家に戻ろうかな。
あの子からまた彼を奪えばいいのよね。


簡単だわ。
私ならできる。

今晩、また彼の家に私は行ってみるわ。

(冒頭に戻る)








(BGM:#9「Chocolate jump into the milk」from「Sing」)
→最近のモスキートのライブでも聞いたような気がする。
勘違いかな。
BAKIさんの歌声はやっぱセクシーで哀愁もあってかっこいいな、と思う。

人生なんて禅問答


【スーパー猛毒ちんどん動画】
スーパー猛毒チャンネル  ★  YOUTUBE
知的生涯PV  ★  知的生涯ライブ動画他

【リンク】
スーパー猛毒ちんどんフェイスブック  ★  虹の会本部HP
虹魂的障害者自立生活  ★  虹の会本体ブログ
ミツのホッサ日記PLUS  ★  ツイキャス!!

虹の会では、専従職員を募集しています。社保完。詳しくはこちら


kaijosha.jpg



【クエスチョン①】

駅前のスーパーの駐車場であの女が運転する車を見かけた。
平然と信号待ちしてた。

あの女が、私の旦那と寝ていることは知っている。
同じ会社で、私は寿退社をしたけれど、その後一緒にプロジェクトをやってると彼から聞いて、イヤな予感はした。

あの女は美人ではない。
目立つ方でもない。
でも、彼女はマジメだし、一生懸命仕事をしていたし、大きなプロジェクトとなれば、それなりに顔をつきあわせる頻度も高くなる。
多少イヤな接待があることも、私は同じ会社だったからよくわかる。
そういうことを一緒にしていたら、あの女の魅力に彼が気づいてしまう、と思った。

なにも、独身だったときにあの女は彼に気があったわけじゃない。
彼は人気者だったけれど、そんな彼に目もくれなかった方だと思う。
でも、そういう女にこそ、彼が目を付けてしまうような気もしてた。

私は彼を射止めて、なんだか勝ったような気がしていたけれど、今は育児と家事に追われてしまってて、なんだか彼女たちがまぶしくも見える。
駅前のスーパーで野菜を買う自分がイヤになる。

そして彼女は若い。
結婚なんて考えてないし、男にガツガツしてない。
美人ではないけれど、身ぎれいにしているから、上司にもハラスメント的なコトも言われたりするけど、いつも冷静に笑ってやり過ごす。
私生活のことは知らないけど、東北の方から出てきた、という話は聞いたことがある。
合コンの数あわせにも彼女は気持ちよく付き合ってくれるけど、控えめで、目立たない。
「私は数あわせですから」という雰囲気を壊さない。

大きなプロジェクトが始まったという時から、彼の帰りは遅くなった。
それはしょうがないと思ったけれど、日によって彼は「なんで遅くなったのか」を、こっちが聞きもしないのに話すようになった。
「他部署のヤツと飲んでて」
「部下のミスで謝りに行ってて」
決定的だったのは、ウチのボディシャンプーじゃない匂いをまとって帰ってきた時か。

というか、わかるわよ、そのくらい。

私は、彼があの女と寝ていると思うと気が狂いそうになる。
帰りが遅いと、寝てもいられない。

けど、あの女は、平然と暮らしてる。
平然と仕事して、平然と車を運転して。
平然と休日に買い物をしている。

私は気が狂いそうなのに。


【クエスチョン②】

きっと、私と彼は同時に惹きあったんだと思う。
きつい仕事を一緒にしてたから、吊り橋効果もあったと思う。
上司の愚痴や、会社のやり方への不満なんかを一緒に話してるウチに、寝る仲になった。

そして、一人暮らしの私の部屋にはだんだん彼の色がつくようになって。
週に一度か二度だったけど、それでも彼がカバンを置く場所、彼がスーツを掛ける場所が決まっていって。

ある日、一人で買い物をしてるとき、彼がウチで着るスゥエットを買おうかな、って急に思って。
選んでるとき幸せだったな。

彼には奥さんがいるのは知ってるし、奥さんのことも知ってた。
前に同じ職場だったから。

一緒のプロジェクトだったから、出張にも一緒に行った。
日帰りでほとんどギチギチの予定だったけど、合間を縫って、近くにあった織姫神社ってとこに二人で行った。
栃木じゃ有名な縁結びの神様だって知ったのは行ってからで。
229段の階段をのぼると良縁に恵まれるとか。

登ろうか、って段になって、彼が「こういうのはでも気の持ちようだよな」と言ったんです。
私、なんかそれ聞いて涙が止まらなくなっちゃって。

そうよね。
今さら、私たち2人の未来になにがあるかって考えたら、私たち2人で登っていいものかどうかもわからなくなっちゃって。
彼もきっと居心地の悪さを抱えていたからそういうことを言ったんだと思うけど。

それでも、今もまだ彼とは続いています。
1人でこの部屋にいると、時々、わけもなく涙が流れてしまう時があります。


【クエスチョン③】

僕は、妻のことを愛していないわけじゃないと思う。
でも、今、隠れて付き合っている女性がいる。

彼女のことも最初から遊びなんかじゃなかった。
なにか惹きあうモノがあって、自然とそういう関係になった。
最初は彼女のことで頭がいっぱいになって。

でも、彼女のアタマも僕でいっぱいになってることがわかったとき、いい知れない不安に襲われたんです。

いつも会うのは彼女の部屋だったんですけど、ある日、彼女がその部屋でいつもスーツのママだった俺に、スゥエットを買ってくれてて。
その時の彼女の恥ずかしそうな笑顔が、なんかすごく嬉しかったんだけど、すごく僕を不安にもして。
このまま僕たちはどうなってしまうんだろう、って。

僕が帰った後、彼女はどんな気持ちでいるんだろう、とか、そんなことを考えるようになりました。

でも、まだ関係は続いています。
この不安な思いを抱き続けたまま。


【アンサー】

わからん。






バレンタインSNS用画像

(BGM:かおりくみこ「花たちの日々」from「妖怪ソングセレクション」)
→なかなかの名曲だと思うんだけど。
冒頭の「ルルル~」がいい。
怪奇!フランケンシュタイン、というアニメの曲なのね。
このアニメは知りません。
ま、コンピの方針としてフランケンを妖怪に入れていいか、ということについてはいろいろ考える事はありますが、名曲に出会えたのでヨシとする。

集合写真


【スーパー猛毒ちんどん動画】
スーパー猛毒チャンネル  ★  YOUTUBE
知的生涯PV  ★  知的生涯ライブ動画他

【リンク】
スーパー猛毒ちんどんフェイスブック  ★  虹の会本部HP
虹魂的障害者自立生活  ★  虹の会本体ブログ
ミツのホッサ日記PLUS  ★  ツイキャス!!

虹の会では、専従職員を募集しています。社保完。詳しくはこちら


kaijosha.jpg


(創作です念為)


よく行っていた古本屋がある。
街によくある小さな個人でやってる古本屋である。
そこでエロ本を読むのが好きだった。
けっこう通っていたので、店員も顔なじみであった。

ある日、「今日は台風が来るから、もう閉めるよ」と言われ、店員と一緒に店を出た。
その店長は、「メンタルの状況もよくないんだ」と言った。
「低気圧だと思うんだよね。こういう日は気持ちが下がっちゃうんだ」と。

まだ雨は降っていなかったが、風は吹き始めていた。
「この前、ヘンな本が持ち込まれてさ」と駅に進む道すがら店員が言った。
ヘンな本、という言い方に俺は興味を惹かれたので、どういう本だったのかたずねた。

いや、エロ本なんだけどさ、ダンボールにいっぱい。
でも上にのっかってたのが見るからに古かったからさ、買い取れないって言ったら、買わなくてイイから、ってダンボール置いたまま出て行っちゃってさ。
困ったよ。
ゴミ捨て場じゃねえって。
いらない本を置いてかれたんじゃ、狭い店内どうしようもないからさ。
追いかけたんだけど、もう脱兎の如く逃げるわけ。

俺は「脱兎の如く」という言い方に、この人は本当に本が好きなんだな、ということを感じた。

もう店をそんなに無人にしておくこともできないからさ、しょうがないからあきらめたよ。
で、入り口に置かれたままになったダンボールを開けて中を見たワケよ。

ここで店員は深くため息をついた。

そしたらさ、上の数冊はエロ本なんだけど、その下はレコードだったんだ。
見てたらちょっと趣味のモノもあったからさ。
これはラッキーと思って引き抜いたらさ、レコードジャケットの中にレコードが入ってないんだ。
で、紙が入ってる。

俺は興味をそそられた。

レコード盤と同じくらいの大きさに丸く切ってあるんだわ。
その真ん中アタリにさ、写真が貼ってあるんだよ。
それがさ、別になんてことのない写真なんだ。
集合写真みたいな。

え?どこで撮られたもんなんですか?と俺はたずねた。

いやねえ、たぶんどっかの温泉とかだと思うんだわ。
けっこう古めの写真でね。
昭和の社員旅行みたいな感じなんだけど。

なんすかそれ?

わかんないんだよね。
で、他のレコードも見たんだけどさ。
そしたら、そこにもレコード盤は入ってなくて、今度は三角に切ってある紙が入っててさ。
そこにも写真が貼ってあるんだ。
どのジャケットにもレコードは入ってなくて、紙が入ってて、まあ紙は三角だったり四角だったりはするんだけど、どれにも真ん中アタリに写真が貼ってあるわけ。

集合写真なんですか?

そうなんだよ。
同じ人たちかどうかもよくわからないんだけど、まあほら、集合写真って一人一人は小さいからさ。
よくわかんないんだけど。
でもまあ、背景はいろいろなわけ。
温泉ぽかったり、別になんてことない中華屋さんの前とか、神社の前とか。

ちょっとなんか意味わかんないですね。

そうなんだよ。
意味がわからない。
ってか、捨てればいいじゃん、そんなの。
なんで俺のところに持ってきかなあ。

その持ってきた人が作ったんですかね、一つ一つ紙切って。

どうなのかなあ。
でもその彼は若かったからさ、この写真は彼のモノじゃないと思うんだよな。
もっと古い感じの写真だから。

親のアルバムから抜いた、とか?

まあ時代的にはそんな感じなんだろうけど…。
な?意味わかんないだろ?。
この紙をさ、俺にどうしろって言うんだよなあ…。
でもなんか捨てられなくてさ。
とりあえず店の奥に置いてあるんだけど…。

だるそうな顔をした店長はそう言って黙ってしまった。
俺もここで無言になってしまった。
あまりにも手がかりがない話で、お互い、どうにも推理のしようがない。

ちょっと歩いたところで、店長は、「ま、俺ここから電車乗るから」といって、駅の構内に消えていった。

と、店長の背中を見送った時、気づいた。
店長の背中には、丸く切り抜いた紙が張り付いてた。
一瞬息を呑んだ後、あわてて呼びかけようとしたが、店長はもう雑踏の中に飲まれていた。

そこで背筋がゾッとした。
あわてて俺は上着を脱いで背中を確認した。
俺の背中には1枚の集合写真が張り付いている。

その集合写真に写ってる人の顔は、どれも全て一様に笑って俺を見つめていた。





2020もち

01_20191209110145666.jpg

jr.jpg

(BGM:Lucky Strikers「シェリルブランドー」from「心燃会」)
→いや、アルバム名が熱い。
このトラックはなんだかカッコイイロック。
なんでしょう。
オールドスタイルでありながら、どこかブレイクがいい感じだったり、間奏も凝ってていい。

恋多き女 (創作)


【スーパー猛毒ちんどん動画】
スーパー猛毒チャンネル  ★  YOUTUBE
知的生涯PV  ★  知的生涯ライブ動画他

【リンク】
スーパー猛毒ちんどんフェイスブック  ★  虹の会本部HP
虹魂的障害者自立生活  ★  虹の会本体ブログ
ミツのホッサ日記PLUS  ★  ツイキャス!!

虹の会では、専従職員を募集しています。社保完。詳しくはこちら


専従募集


(創作です念為)


私を好きだと言ってくれる人と付き合ったりもした。
とは言っても、そこそこ浮気もしたりしていた。
きっとセックスが好きだと思うし、セックスに至る「ドキドキ」がとても私は好きなんだと思う。

自分で言うのもなんだけど、そこそこモテたし、浮気を承知で近づいてくる人もいた。
お互いに後腐れがない分、私はその「ドキドキ」に身を任せて寝た。
とはいえ、そんなことばかり繰り返しているのは自分がみじめになったり、後になって「しなきゃよかった」となることもある。
やっぱり、品行方正な女の子の方がイイ。
男にとってじゃなくて、自分もそういう女の子ではありたいとは思っていた。

でもまあ、「ドキドキ」にはかなわなかった。


なんとなく適齢期になって結婚して、なんとなく「ドキドキ」からも遠ざかって、最近、思うことがあって。

私、「ドキドキ」を愛してはいたけれど、その相手を愛していたんだろうか?。
いや、浮気だけじゃなくて、そもそも付き合っていた人のことを愛していたんだろうか。
今の彼も。

人を好きになるって、どんな気持ちなんだろう。
狂おしいほど、眠れない夜のことだろうか。
その人のことを思って、自分が犠牲になることだろうか。

私には、そんな夜があっただろうか。
犠牲になっても彼には生きていてほしい、と思ったことがあっただろうか。
今も、あるだろうか。


楽しいセックスはあった。
身体が合う、とか言うけど、そういう人はいたし、付き合ってもいた。
耳元でささやかれるだけで準備が出来ちゃうほどのセックスだった。

でも、その人のこと、愛していたんだろうか。

愛ってなんだろう。
恋ってなんだろう。

そうね、彼が浮気をしていて、怒り狂ったことはあった。
でも、そんな時、私は他の人と浮気をして憂さを晴らしていたような気がしてきた。
あのまま、まっすぐ彼に怒りをぶつけていたら、どうなっていたんだろう。

よくわからない。
でも、そうしたらよかったと、なんとなく今は思う。

なんでまっすぐ彼を思い続けられなかったんだろう。
彼に挑めなかったんだろう。


私を安定させてくれて、私を自由にさせてくれて、時々一緒にいて笑えればいい。
それはそうなんだけど、別に、それはこの人じゃなくてもいいんじゃない?
アノ人じゃなくてもよかったんじゃない?
その人を、私は愛しているんだろうか?

いや、あの時、違う選択をしていたら、今どうなっていたんだろう。
なんであの時、私は首を縦に振らなかったんだろう。
あの時は、なんで首を縦に振っちゃったんだろう。

恋だった?
いや、恋になりそうだったから?


失恋がイヤだったのかな。
恋をするのが怖かったんだろうか。
まっすぐ立ち向かって、ボロボロになるのがいやだったのかな。
かっこよくやり過ごしたかったのかな。
ボロボロを人に見せたくなかったのかな。

この人といたら幸せになれる、というのは、愛じゃないのかな。
打算なのかな。
平坦な人生が私の願いだったんだろうか。
それは愛なんだろうか。

今になって、波風が立ってもいいから、二人を結ぶ赤い糸だけを信じられるような恋をしてみたかったな、って思う。


明日になって、もし、彼が違う人になっていても、私はそれに合わせられちゃう気がする。
昔のアノ人になっていても、なんとなく波風立てないように暮らしちゃうかもしれない。

まあ、今になってそんなことを言ったって、もう遅いわね。
もっと早くに気づけばよかったな。

一生の相手だと思っても、それってうまくはいかないんだよね。
星の数ほど相手はいて、私もたくさんいて、そんなに簡単にマッチングしない。
それを最初からなんかわかった気になって、あきらめていたのかもしれない。

別に、あの時の彼のことずっと思っててもよかったのに。
そういう人生もステキだったかもしれない。
下手に浮気できる相手がたくさんいて、きっと恋多き女、なんて言われてるのかもしれないけど、でも、それは恋じゃなかったな。

あの時の彼の幸せだけをずっと祈ってる人生でもよかったのかもしれない。
たとえ、彼の人生に私がからまなかったとしても。


でも、そんなことってあり得るの?
やっぱりドキドキが欲しいし、思ってるだけじゃ生きていけないな、私は。

打算でも、妥協でも、私は今の彼と生きていくしかないんだな。
この思いは、ずっと隠したまま、誰にも言わないまま、きっと私は死んでいくんだと思う。

生まれかわったら、心が焦げるような恋をする女になりたい。
それが人生で一度きりでも。




n1.jpg

(BGM:Gazebo「I Like Chopin」from「the Piano Songs 1」)
→「雨音はショパンの調べ」ですね。
こういう邦題ってのは誰がつけるのか、なかなか素晴らしいですよね。
「私はショパンが好き」ではもうどうしようもないですから。

とっさによけたが、それは魚だった


【スーパー猛毒ちんどん動画】
スーパー猛毒チャンネル  ★  YOUTUBE
知的生涯PV  ★  知的生涯ライブ動画他

【リンク】
スーパー猛毒ちんどんフェイスブック  ★  虹の会本部HP
虹魂的障害者自立生活  ★  虹の会本体ブログ
ミツのホッサ日記PLUS  ★  ツイキャス!!

虹の会では、専従職員を募集しています。社保完。詳しくはこちら


kaijosha.jpg



短編を考えるのは好きなんだけど、もっともっと短編に出来ないものだろうか?
一行で、テキトウに書いたとしたら、なんかやれるのかやれないのか?
まあ、そんなことを普段けっこう考えたりします。

付け足しちゃったらダメな気がしますが、筆力がないので、まあちょっと付け足しというか、自分で作って自分で突っ込んでみる。



困り果てたボクの前に、らせん階段から下りてきた妙齢の着物の女性が近寄ってきて「あと三年だからね」と耳元で言った。

→まあ、よくわかんないですけど、こんな状況にはなりたくない、という物語。
なにに困り果てていたのか、どこなのか?については、各々考えて下さい。


「もう、あのおじさん来ないんだよね、大丈夫だよね」と妹が心配そうな顔で聞いてきた。

→解決したのか?本当はしてないのか?いや、なにが解決したのか?してないのか?。


その時、私たちは、幾千もの飛行体が南太平洋から日本に近づいてきていることを知らなかった。

→きっと「私たち」はバンザイとかしてたのかな?
こわいこわい。


いつも同じコースを辿ってた、彼の私への愛撫の順番が変わったことに気づいてから、彼の指に嫌悪しか感じられなくなった。

→ま、これはありそう。


父と同じ目をした犬が寄ってきて、ボクに物欲しげな顔をしたのだけれど、ボクはあの女に言われたとおり無視をした。

→「あの女」とは誰なんだ!


その日、病院の窓から見えた青空は、あの事故の日から会っていない君の笑顔より、やっときらめいて見えた。

→前向きになれたんでしょうか?


彼は神様に祈りながら寝たけれど、起きたらその日もやっぱり彼は犬のママだった。

→前の「お父さんの目をした犬」の犬側の話でしょうか?


「郵便受けに入っていたのは、雨ににじんだオフクロからのハガキと督促状」

→ま、これはあるな。


三日間降り続けた雨は濁流となり、悪魔たちの住む地球の底に流れ込み、堪えきれなくなった悪魔が地上に飛び出した。

→デビルマンのサイドストーリーにしてほしい。


待ち望んだ彼の帰国だったけれど、私は出国する。

→ぎゃはははは。
なにそれ。


彼が食べ終わったそのパンの袋の裏面にはあの国の言葉で「実験用」と書かれてるのだが、彼はもちろんそれを知らない。

→星新一さんっぽいな。


一度も怒ったことのない男が激昂したとき、あちこちから様々な種類の鳥が集まってきて、一斉に鳴き始めた。

→これもコントになりそう。


凍てついた道路を走る車は次々に追突して国道を埋め尽くし、それを見ようと国中の野次馬が集まってきたので、そこにこの街ができたのである。

→ほのぼのかよ。


そもそもの失敗は、私は自転車にも乗れないのにバイクに乗ろうとしたことだ。

→どうして?


私が強気だったのは、懐にあの男にもらった拳銃を持っていたからだ。

→ハードボイルドか…。


僕がカギを落としたのが合図だった

→なんの!!


僕はとっさに携帯を見たが、画面の時刻表示が左右反転していた。

→パラレル。


家に帰ると、母さんが申し訳なさそうに知らないおじさんにお茶を出していた。

→おじさんは主人公に「大きくなったな」と平然と言った感じね。



てなことで、今日はおしまい。





1110te小

n1.jpg

(BGM:UP HOLD「LEATHER SHIP [地下の覇者]」from「SKULLPING A TRIBUTE TO GASTUNK」)
→ガスタンクって、「鳴き」なんだなあ。
BAKIさんの声も、TATSUさんのギターも鳴いていたというか。
今考えると、メタルでもあり、パンクでもあり、まあガスタンクというジャンル、というか。

| ホーム |


PREV PAGE «  BLOG TOP  » NEXT PAGE