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スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
ちんどん太鼓担当

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アキが機関紙前号にこんなコトを書いていました。



「赤坂のマジックバー」

「ノーヴ・ハッセル・アベ」こと、鉄丸さんが、ついにマジック一本でやっていく、ということになって、見に行きたいとずっと思っていたのが「赤坂のマジックバー」だった。

これまでも、鉄丸さんはほかのお仕事もしながら、恵比寿や丸の内、秋葉原などでビアレストランや個室の居酒屋さんなどでお客さんのテーブルを回る「テーブルホッピング」というマジックをやっていたので、それも大好きで、何度か鉄丸さんが出演する日に見に行っていた。
しかし鉄丸さんにとって、本拠地のようになった赤坂に「ぜひ来て!」と声をかけてもらっていたのだ。

行きたい…。
でも「赤坂」であり、「バー」である。
やっぱりそうなると薄暗い店内で、お客さんもマジックに精通した常連さんばかりで、マジシャンの声しか聞こえないようなシーンとした、緊張感あふれる場所なんじゃないか?お客の感想も「あぁ、なるほど。それで来きましたか」みたいなつぶやき、からの、マジシャンも「静かにうなずく」みたいな。
「わー!なんでなんで?!」といつものように騒ぐような素人のお客はいなくて、「なんでなんで?」は心の中に納めて帰ることになるのではないか。

つまり「赤坂」の「バー」というだけで、完全にアウェイな場面を想像していたのだった。

しかし鉄丸さんの「そんなことないですから」「最初私一人で店におりますので気軽に来て下さい」「オーナーのマジックが素晴らしいのでぜひ見てもらいたいです」という言葉を信じて、それだけを信じて。「そんなことない赤坂のバー」は想像つかないままではあったけど、お盆明けの月曜、コウヘイ、オグラ、みずえちゃんと赤坂に向かった。

ビルの八階にあるという「マジックバーサプライズ」。
お上りさんのように、上ばかりキョロキョロしながら、その看板を探し、たどりついたビル、「会員制」というドアを横目に「サプライズ」のドアを恐る恐る開けた。
その瞬間に鉄丸さんと、若い女性の笑い声が聞こえてきて、だいぶホッとした。

カウンターとソファのお店には、その若い女性の2人組のお客さんが来ていて、鉄丸さんがお酒をつくりながらお話ししていた。
お酒は飲み放題、「何にしますか」と聞かれてもすぐには選べず迷っていると、鉄丸さんが本当はそのメニューにないビールをごちそうしてくれて、なじみのあるビールで乾杯させてもらった(下戸のみずえちゃん以外)。

そのお客さんたちがとてもすてきな感じの人たちで、私たちは、お店にある色紙やポスターを、へぇ!とか言って楽しみながら、そのおしゃべりのおかげで、通常運転に戻った。

鉄丸さんと、オーナーさんのマジックは、予期はしていたものの、本当にすばらしかった。これまで、鉄丸さんのマジックは、にじ屋のベンチの上とか、料理がたくさん並んだテーブルでしか見たことなかったのだな。鉄丸さんには、そんな場所を選ばないマジックの強さを見せてもらってきたけど、今回はマットと自分たちのグラスしかないバーのテーブルで繰り広げられるマジックを、贅沢にもわたしたちとそのお客さんだけで堪能させてもらった。
オーナーさんは、だじゃれを含め、よどみないおしゃべりに気をとられていると、目の前の今飲んでいたはずの自分のグラスの下から、何度もコインが出てきてしまうので、隣のお客さんと一緒に「キャーキャー」言ってしまった。

そう。
つまり結局、キャーキャー楽しんでしまったというわけ。

「赤坂」の「バー」はたどり着くまでも楽しかったけど、とてもリラックスしてマジックを満喫できるところだったのだ。鉄丸さんが言ってた「アットホームな感じなんですよ」という言葉の意味がやっとわかった気がした。
鉄丸さんを信じて、行ってよかった。

帰りにそのお客さん2人から「どういうお仲間なんですか?なんかヒーローショーの人たちみたい」という声をかけられたのも、私たちにとってはまた結構なサプライズだったけど、あまり正体を明かさないままお店を出た。
あのあと、鉄丸さんがお話ししたのかはわからないけど、少しは私たちも「サプライズ返し」できたかしら。(了)



マジックバーはぜひみなさんにも行ってもらいたいし、ハッセルアベさんのマジックもぜひどこかで見て欲しいのですが、今回触れたいのは、この最後に書いてある部分ですね。
「どういうお仲間なんですか?」という。
これが、まあなかなかよくあるアレで。

なんでしょうかね。
市丸とかコウヘイなんかは髪の色が普通じゃないし、なんだかんだ堂々としてたりするので、始めて出会った人に「何かちょっとあれだけど、なんの人なんだろう?」という疑問符が浮かんでいるのが見える時がある。

このマジックバーに一緒に行ったのは、アキ、コウヘイ、みずえ、オグラ、そして俺、というメンツ。
このメンツでまあ「ヒーローショーの人たち」というんだから、まあそのお客さんにもマジックがかかっていたのかもしれないけど、確かになんか「カタギじゃない感」はあるのかもしれない。

こういう時、でも「こいつらは知的障害者ですけど」ということを言う必要はないわけで。
「障害者の団体とかのアレで」というのもなあ、とか。
別にそういう紹介である必要はない。
なんか他のコトを言う前に、「障害者である」ことを紹介するのもおかしな話じゃないですか。
なるべく言いたくない、というか、う~ん、なんだろう、そういう感じがあります。

まあだから、「職場の云々」という言い方になるわけだけど、それもある意味不案内で、「なんの仕事?」ということが相手は聞きたい。
だって、「職場の云々」だと、「ヒーローショーの人たち」でも成り立ってしまう。
そうなると、「虹の会って障害者の団体で云々」と説明しなきゃならなくなる。

この感じで、毎回逡巡していて、なにかうまい答え方はないモノかな、と思っています。





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(BGM:Magnificent Bastards「How Do You Sleep ?」from「Working Class Hero A Tribute to John Lennon」)
→ジョンのソロの中では、この曲はものすごい俺が好きな曲リストの上位に来ます。
ポールを揶揄した曲とも言われてますけど、とにかく、ボーカルの入りがカッコイイ。
このトラックはまあ、元曲をなぞってますけど、まあしょうがないというか、この曲は壊せる感じじゃない。

歯医者さん


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この前歯医者に行きまして。
っていうか、もうずっと通ってんだけど。
歯が悪いんで。
今度は前歯にヒビが入っていることが判明。
もう困ったもんです。
終わらない。

今担当してくれてる先生は女性の方で。
とても安心して任せられる雰囲気の方なんですけどね。
助手?の方にも優しいというか、「○○取って」とかじゃなくて、「○○お願いしますねえ」みたいな感じでとてもこっちもリラックスできます。

この辺がけっこうきつい先生だと、いくら腕がよくてもリラックスできない気持ちになってしまいますね。
なんだかんだ歯医者ってのは緊張しますから。
気づくとすごい肩にチカラ入ってたりすることはよくあります。


ま、歯医者さんとはいえ人間ですから、おそらく失敗することもあるかとは思うんですよ。
ただまあ、それを口に出せない仕事ですよね。
失敗して、「あっ!」とか言っちゃダメでしょう。
もう一気に「どうしましたどうしました?なんか不都合でも?」みたいに食い下がりたくなります。
たとえ失敗だったとしても、そこは声を出さないでいただきたい。

知らぬが仏とも言いますし。

あとはまあ、あまり話しかけられるのも困るんですよね。
こっちはあなたの指示で口開けてますからね。
答えられないじゃない。
ま、もう最初と最後だけで、あとは痛いかどうかだけ確認してくれればいいよ、という気持ちになります。

というか、あの「痛かったら右手上げてください」みたいの、どう思います?
これ、ずいぶん前に書いたか(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-40.html)、これ苦手なんですよね。

「ちょっと痛いな」とは思いますが、「このくらいは我慢の範囲内なのではないか?」とか思っちゃう。
「痛い」って、共有できないじゃないですか。
「痛みレベル7の場合は言ってください」みたいな、その指標が人によって違う、というか。
それに、ちょっと痛い!と思った刹那、次の瞬間には痛くなかったりするじゃないですか。
その場合、どうします?
治療は続いているので、「ちょっと先ほど痛かったですけど、今は大丈夫です」とか、そういう細かい描写はできないわけです。
なんで、「痛い」と表明するのも違う、みたいな感じ。
そうこうしてるうちに、まあ終わるんですよね。

だからなんでしょう、歯がどういう状態になってるか悩むとかじゃなくて、「痛いと言っていいのだろうか?」ということでずっと悩んでいる状態なんですね俺の場合。
それもなんか歯医者が疲れる要因であります。


あ、これは歯医者の話じゃないんですけど、他の医者で、まあ毎月行ってるんですけど、これは再婚する前からいってて。
しかも近所で、市丸たちとマラソンしてるのとかも知ってる方が事務をしてたりして。
ずっと看てもらってるんですけどね。
まあ町医者さんですよね。
だから、俺のことは「佐藤さん」というのは知ってるわけなんだけど、今、保険証上では内藤さんになってるわけで。
けど、ふだんも「佐藤さん」で通しているので、あまり内藤さん、と呼ばれることってないんですよ。
だから、緊張するんですよね。
「内藤さん」で反応しなきゃならないので。
本とか読んでて没頭していると、ともすれば聞き逃してしまう。

そんな中、なんか事務の人は昔から知ってるからか、「佐藤さ、あ、内藤さん」とか言い直してくれたりすることがあって、いや、別に佐藤さんでいいですけど…、とか思ったり思わなかったり。

というようなこともありますわ。


あ、で、何を書きたいかというと、この前歯医者さんでこんなことがあって。

なんか、歯にかぶせていた白い感じのアレを外して水で流す感じをして、まあこれで「治療の準備が整った」という感じになった場面がありまして。
そこで先生が、「○○お願いします」って助手の方に言ったんですね。
まあ、ここまではいいんですけど、そしたらその先生が、急に一歩離れて一度手袋を外して、なんか髪の毛をまとめたんだか、そういう仕草をしてたんですね。
なんか、決闘の前に鉢巻きを締めなおす、みたいな感じで。
で、「よし!やるぞ!」みたいな感じで近くに来て治療を始める、という。

いやいや、そんなに気合い入れなきゃダメな治療なのか俺の歯は…、と。

まあ、助手の方が○○を準備する間に髪の毛をまとめたかったのかなんだったのかわからないけど、なんか面白かった。
よくよく考えたら、治療中に歯医者さんが「定位置」から離れるってのが初めての経験だったなあ、という話でした。





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(BGM:THE POWERNUDE「Child In Time」from「Who do They think We are ?」)
→メタルというか、ハードロックといったらいいのか、そういう感じのコンピですが。
イメージですが、この辺はギターサウンドが前に前に出るイメージですが、ツインギターとかで。
でもなんかこれはキーボードが前に出てて、組曲風に仕上がってるというか、プログレに行っちゃいそうな勢い。

生き様デスマッチ


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先日、フリーダムズの10周年興行に行ってきました。
市丸曰く、「25周年だって!」ということになるんだけど、なぜ四半世紀になったのかはよくわからない。

いや、これがよかった。
泣いた。
第一試合から泣いた。

プロレスリングフリーダムスは、そもそもアパッチプロレス軍からボスの金村選手を抜いた形で旗揚げした団体である。
金村選手に不祥事があったためだ。
代表は佐々木貴選手。
元々DDTで元生徒会長、という形で活躍していた。
その時、けっこうDDTは見に行ってて、そのメインでの活躍も見ていたので、なんでDDTを抜けたんだろう、と思っていたけれど、その後の彼の生き様を見ていると、なんかだんだんそれがわかってきた気がする。

佐々木貴選手は、DDT離脱後、大日によく上がっていて、デスマッチヘビーのベルトも何度も戴冠していた選手である。
最初は、どこか「強いけれども、どこかあまり好きなファイトじゃない」と思っていました。
でも、その見方が変わったのが、チャンピオンになってから。
つまり、チャンピオンになって上の立場なってから、この佐々木選手のスゴさというか、魅力が爆発した、って感じですね。

特に、これは何度も話したりしてるんだけど、佐々木貴選手VS宮本裕向選手という伝説の試合があって。
これは、元生徒会長VS元ヤンキー、という図式。
そして、宮本選手はこの頃はまだ若かった。
けど、この試合で、宮本選手の株はグッと上がったのである。
つまり、佐々木選手というのは、相手選手を光らせる天才であったのだ。

この試合は泣いた。
何度も繰り出される決め技の応酬に、俺は佐々木選手を応援していたし、一緒に行っていたカズミは宮本選手を応援していた。
つまり、虹の会の中では俺は佐々木選手の位置だし、カズミは宮本選手の位置で、自分に投影しながらその試合を見ていた。
プロレスの醍醐味である。

今までみたプロレスの試合で、いい試合はたくさんあったが、その中でもこれは一二を争う試合であった。

そして、今、代表となった、殿、とよばれている佐々木選手率いるフリーダムスは、とにかく「完成されたプロレス」ではないかもしれないが、「はぐれモノの一生懸命」が詰まっている。
そもそもプロレスラーとははぐれモノである、みたいな感じは嫌いじゃない。
はぐれモノが
はぐれモノのママではちょっといただけない感じであるが、この人達は一生懸命なのである。
そして、そういう若手を支えているのが佐々木貴選手と言ってイイだろう。

フリーダムスではあまり離脱、ということがない。
暗黒プロレス組織666もそうだけれど、こういう団体の大会はとにかくいい。
レスラーのプロレス愛、団体愛がすごく伝わってくるからだ。

そもそも第一試合、デスマッチデビューする若手選手の相手がXと発表されていたわけだけれど、そこに登場したのはやはり今やデスマッチの重鎮となった佐々木貴選手であった。
それでもう泣いた。
「最初の相手は俺がやってやる」ということである。
もちろん、佐々木選手の勝利はわかっている試合であるが、新人にも拍手を送りたい試合となった。

そして、セミで若手の選手が勝った。
それも納得の勝ち方だった。

そしてメイン。
佐々木選手と双璧を成すフリーダムスの中心人物、葛西純選手が若手の選手の挑戦を受けるデスマッチ選手権試合。
名付けて「生き様ガラスボード&蛍光灯+αデスマッチ」。
生き様である。
もういや、こうなれば、デスマッチ日本の至宝、いや世界に名をとどろかせている葛西選手の生き様に若手が叶うはずもない。
というか、この会場のほとんどの人が葛西選手を見に来ている。
この状況を若手がひっくり返せるか?
中盤まで、確かに葛西コールが場内を支配していた。
しかし、ラスト、葛西選手の攻撃をかわした若手に、一気に会場のコールが集まる。
この瞬間に泣いた。
そして、最後、若手の勝利。

その後の葛西選手のマイク。
「俺はこのベルトを守って年末の試合、竹田とやろうと思っていた。お前!どこかのヘンなヤツに採られたりするんじゃねえゾ!」と。
葛西選手は、泣きながらそう勝った若手に言った。
この「どこかのヘンなヤツ」に、俺は泣いた。

団体愛が詰まっているではないか。
団体のベルトに対する愛が詰まっているではないか。

葛西選手がこんなに「マジモード」なのを久しぶりに見た。
どこかひょうひょうとして、いつもどっかはぐらかすような、楽しいプロレスも展開する葛西選手。
それでいて、世界に誇るものすごいデスマッチをやるんだから、すごい選手だと思っていたけど、その葛西選手の「マジ」を久しぶりに見た。

まさに「生き様デスマッチ」。

いや、いい大会だった。








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(BGM:Vanessa Carlton「a Thousand Miles」from「WOMAN 8」)
→もうどっかで聞いたことがある。
そういう曲ですね。
すごいね、こういうの。
しかもちゃんといい曲だよね。

ズサンだと思ったんだよなあ… ★ 映画 「インサイド」


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工藤さんちで、「インサイド」を見てきたわけですが。
いやあ、これね、ラストがおいおいおい、と。
ものすごい「おいおいおい」、です。

ホラーというか、ヒトコワ系ですか。

妊娠してる女性が主人公。
旦那と一緒に車に乗っていて事故っちゃう。
で、旦那さんは死んじゃう。
でもまあ、一人で産もう、みたいなことになりますが、臨月のある夜、侵入者がやってきます。
女性なのね。
で、どうも子どもを出産させてさらおうとしている。
その侵入者が主人公を追い詰めていくわけです。
二階のバスルームに逃げ込んで、出れなくなっちゃう。
でもまあ、気丈に対決していく主人公。
そこからも脱出して。

となりに仲のいいゲイカップルが住んでいまして。
気にかけてくれてるわけです。
一人になっちゃったしそれで出産ですから不安だろう、と。
様子はどうか、とたずねてきてくれたりするんだけど、その時主人公は二階にいて。
で、玄関に出た侵入者は「母親です」とか言っちゃってお隣さんをだまそうとするんだ。
ああ、そうですか、となって帰ろうとしたところに、ホンモノのお母さんがやってくる!

やった!これでこの侵入者の化けの皮がはがされる!と期待するわけですが、これね、サイアクの結末を迎えちゃいます。
というのも、彼女、耳が聞こえないの。
聞こえないというか、補聴器を付けていれば聞こえるんだけど、じゃないと聞こえない。
ちょうどそのお隣さんがたずねてきた時、電池が切れちゃって、そこのやりとりは聞こえてないわけ。
そこがミソね。
その後、すぐに電池を入れて復活はするんだけど。

で、侵入者を振り切って二階に上がる母親を侵入者だと思って主人公が刺しちゃうのよ…。
もう目も当てられない。
ホンモノのお母さんが来てるとは思わないから。
んで、お隣さんは侵入者に刺されちゃう。
もう、どんどん殺しちゃうんだこの侵入者。

次に助かりそうな場面は警察なの。
実は、最初の時点で警察には電話してて、でもまあ侵入者は一回逃げてる。
で、また来たわけだけど、その際に「周りを見て大丈夫そうですが、後で巡回しますから」と。
その巡回がやってくるわけ。
でも、それは最初に来た警官じゃない。
だから、主人公の顔を知らない。
巡回でピンポンした警官は、玄関に出てきた侵入者を、通報した主人公と勘違い。
「その後大丈夫です」といわれて、すごすご帰っちゃう。
おいおいおいおいおい!と。
そいつが侵入者だ!と。
こっちはもうやきもきですよ。
お前はポンコツ警官か、と。

けど、パトカーにはもう一人警官が乗っていて、その警官が「何もなかったよ」というと、「妊娠してるから、いろいろ気が立ってるんじゃないですか」と。
「え?妊娠?さっき玄関に出てきた女性は妊娠してなかったぞ!」と、この警官気づくわけです。
いやいや、なかなか優秀な警官であった。
しかし、家に戻ったところでやられてしまうんですねえ。
パトカーで待機していた警官も家に入ってやられてしまう。

ま、そんなこんなのドンデンドンデン。
小林旭さんです。

でもまあ、母になる女は強い。
なんだかんだ家から脱出。
この前越してきたばっかりの向かいの家に助けを求めに逃げ込む。
しかし、その侵入者がお向かいに越してきた人だということが判明、これはやばい!。
そして追ってくる侵入者。
でも、その頃には警官が殺されたことが無線で伝わっていて、パトカーがやってきて、まあ助かるかと思いきや、その裏手にあるプールで侵入者と主人公の一対一の対決になります。

プールにはビニールみたいなのが張ってあって。
いわゆる冬期ということですね。
この上でとっくみあいになる。
そこでまあ驚愕の真実が侵入者の口から明かされるんですけど、実はこの侵入者、最初の事故の時の相手の運転手だったの!
車同士ぶつかったわけですが、そのもう一台に乗っていて、実はその彼女は妊娠していて、流産してしまった、と。
私の子どもはあなたが奪った!と。
だから、あなたの子は私が奪う権利がある!みたいなミラクル論理で主人公を追い詰めていたわけです。
で、一時は「わかった」と観念した感じを出す主人公。
それで侵入者の気持ちがちょっと緩んだ時に、持ってたメスみたいのでビニールを切って二人落ちてしまう!。
まだ主人公はあきらめてなかったわけです。
しかし、プールに落ちたはいいが、ビニールが貼ってあるからどうにも水から顔を出せないわけですよ。
二人もがくけど、どうにもならない。

しかし、そこでさっきのメスみたいなのでビニールを切るんだけど。
もう二人は窒息寸前。
で、侵入者がなんとそこでその裂け目から主人公を押し出す!。
あんたが死ねば、子どもも死んじゃうから!みたいな。
私はイイからあなたは生きて!みたいな。

…なんか、すげえここだけ切りとるといい話に見えますけども、あんたもう何人も殺したでしょうが!と。

ま、そんなわけで、筆力がどれだけ追いついたかわからないですが、そんなどんでん返し続きのとんでもない映画でありました。

しかしね、これ、最後の最後の侵入者の告白まで彼女が事故の相手だとはまったく気づきませんでした。
というのも、冒頭にテロップで、「幼児誘拐は年にどれだけ起こってる」とか、「子どもがおなかの中にいる状態で誘拐される場合もある、そのほとんどで母親は死んでいる」とかって出るんですよ。

だから、これ、そういう誘拐組織かと思って見てまして。
でもなんか、どっかずさんなんですよ。
犯行がずさん。
組織的にはまったく見えない。
なんで、なんかおかしいなあ、とは思っていたんですけど。

いや、よくできた映画だったと思います。
けど、だからこそですが、ラストの侵入者のヒューマニズム行動で爆笑してしまいました。

いや、映画って本当にいいですね。






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(BGM:平沢進; 島崎和歌子「アフリカのクリスマス」from「White Album '90」)
→平沢さんらしいバックトラックでいいのですが、平沢さんの声も好きなので、ぜひまあ平沢さんの声も聞きたかったところであります。

自分が楽しいことをやるチカラ


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市丸やオグラを見ていると、彼らは「言えない」んだな、というのがよくわかります。

具体的にいうと、例えば誰かが「映画に行く」と相談していたとする。
実は市丸も映画に行きたい。
映画ではなくても、俺も休みだから、俺も誘って欲しい。
みんなで行くのはやっぱり楽しそう。
俺も行きたい。
けど、その時に、「俺も行きたいから入れて」というのが言えない。

言えないから、まあ蚊帳の外に置かれたまま。
でも、行きたいのに俺はいけない、という思いを抱えたまま、だんだんイライラしてくる。
それで、映画の仲間に入っていたコバを睨んだり、余計なことをいったりして、コバが「市丸にやなコト言われた!」と騒ぎ始める。

普段から、「やなコト言った側、いじめた側が悪い、やなコト言われた方の人の味方になろう」ということを言っているので、こうなると、みんなはコバに加勢する。
市丸の立場はどんどん悪くなる。
それでまたイライラして…、という繰り返しが起こる。
こうなると、「市丸はトラブルを起こす」というレッテルになってしまうので、井上達、映画に行く連中はなお市丸を誘うことを避ける。

悪循環に陥るわけだ。


オグラの場合は、もうちょっと静かなんだけど、彼は歴史物が好き。
だから、ちょんまげ映画とかは行きたい。
行きたいんだけど、まあ言わないわけだ。
みんなが大日に行く、という話をしていても、自分はすごく行きたいんだけど、それを言わない。

言わないけど、まあ市丸と違ってイライラすることはないので、そのまま行かない。
で、ボッとしてる。
行けば、もう楽しくてしょうがない、帰ってからも鼻歌で大日のテーマ曲を口づさむほどなのに、でもそのままにしてしまう。


つまりはまあ、自分から、楽しいモノを獲得しよう、ということを行動に移せない。

確かに、回りが盛り上がっているところに「俺も入れて」というのは難しい。
俺なんかでもそう思うことはある。
別に知的障害者だからと言うのではなく、これは人間関係の問題で、誰しもに共通する悩みというか、そういうところがある。

人生においての大問題は、お金と人間関係である。
だから、これは確かに難しいことではある。


けどまあ、彼らはそれに輪をかけている感じがする。
市丸なんかは、例えばテレビでやっていた何かに行きたいとする。
でも、必ず「●●行きたいんだけど、無理だよね」という言い方をしたりする。
無理だよね、と言われれば、無理なんだが、行きたいのなら他のモノをなんとかして行かないでもないのだが、最初にそう言われると、なんだか「無理だね」という話になってしまったりもする。
そういう時に、「無理だよね、じゃなくて、行きたいんだけど一人じゃいけないから一緒に行ってくれる?、と聞けばいいじゃない?」というんだけど、なかなかそのクセが抜けない。
オグラに至っては、もう最初からあきらめている感じである。

そりゃ、オグラにしてみれば、ずっと施設にいて、どこにも行けない状況の中で、「行きたい」を言うことを抑圧されてきたという事実はある。
だから、自分からどうこうしたい、というのを言うこと自体がもう彼の中になくなってしまっているとしても仕方がないのかもしれない。

けど、一緒にどこかに行って楽しそうにしているオグラを見ていると、「もっと言ってイインだぞ」という気持ちになってくる。


方やコウヘイなんかはとにかく「●●に行きたい」という思いを貫く感じがすごい。
誰彼となくそれを言い、まあ最終的に必ず行く。
思いがハッキリしているので、回りもそれに巻き込まれやすい。

彼は養護学校を出て、施設に行くこともなく直接ここに来たわけだけど、こういう連中は、この感じが強い。
「自分が行きたいところを何とかしていく」という行動力である。
これは、障害の種別とかにはあまり関係ない。
そして、その連中を中心に、この「映画行こうぜ!」とかが形成される感じがある。

そうなると、市丸やオグラはどうしてもそれを行動に移せないので、とりこぼされてしまう、という形だ。
とはいえ、カブキなんかはそれでも果敢に「私も!」と言うので、この辺は個人差もある。
こうならばこう、という絶対的な条件ではないのだが、そういう傾向は見て取れる。


結局は、「経験」なのだな、ということを痛感する。
友だちとつれだってどっかに行く、という経験を、多くの場合は小学校の高学年とか、そういうところで、親抜きでし始める。

けれども、その経験があまりないと、どうしていいかわからない。
そのためにも、養護学校じゃなくて普通学校がいいんだ、という意見もあるが、経験値で言うと、この件に関しては逆だと思う。
普通学校に言っていた連中は、この「誘い合う」が苦手に見える。


市丸やオグラについては、まあある程度コッチが手を入れて橋渡しをして、その「経験値」をあげていかなきゃいけないな、と思う。

とはいえ、まあいろいろな他の要素もあるから、なかなか難しいことではあるんだけど。
でもまあ、「自分が楽しむ能力」「自分で自分が楽しいことをやる行動力」というのは人生においてとても大事だと思うので、ちょっとちょっとなんとかしたいな、と思っている今日この頃です。






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(BGM:Bangles「Hazy Shade of Winter」from「WOMAN 4」)
→名曲ですね。
この曲、あのS&Gのラフな感じの録音がいいわけですが、これはまあ時代を経てきっちり録音されてますが、でもまあ、いいですね、これ。
女性の声、ってのもあるが、なんでしょうよくわからないけど原曲が好きなんじゃないですかね、この人達。
そんな気がする。
しらんけど。

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