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スーパーちんどん・さとう

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平和がいいけどなあ


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なんか、先日京都のどっかの観光地で「スタバの行列」ってのが起きているというのがニュースの一部でうつって。
へ?と思ったんだけどね。

確かに最近、例えば新宿御苑だったかどこだったか、そういうところにもスタバが出来ていて。
前なら小屋があってジュースとかパンとか売ってた感じだったんじゃないかと思ったけど、ここにまでスタバか…と思った。
しかも混んでいた。

というかですね、まあ桜の時期なんかは混むわけです。
そこにスタバを入れるというのは、むしろ「黙っていても売れる場所をグローバル企業に貸してやる」という意味で、ちょっと俺は癒着を感じるところなんだよな。
なんか、こういうところこそ中小に譲ってあげた方がいいのではないか…という。
だって、お客さん来るのわかってるわけでしょう?

ってか、まあどうですか。
観光地に行ってまでチェーンの店に入りたいですかね…。
まあ、地方限定メニューとかあるのかな。
だとしてもなあ…。

最近、まあ個人の店ではこうした観光地内にある売店とかがもたない、みたいなコトが起きてるのか。
ちょっとその辺はわからないですけど。
でもまあ、そういうチェーンが入ってるところ多くなったような気がします。

確かに、休みとかね、勝手にできないのかもしれないし。
その公園の休みにあわせなきゃならないとか、いやいや、そもそも休みなくなっちゃう、という状況のこともあるのかもしれない。
一方で、ショバ代が高いのかな…、とか。
だって、売れるのは確実なんだから、そりゃそうなる?の?
となると、やっぱ体力のあるチェーンが勝っちゃうか…。
入札とかだったら、もしかしてそりゃ個人商店では勝てないか。

あちこちが独立採算みたいなことになって、公共施設とかも儲けなきゃならない、となれば、やっぱ入札とかするか…。
う~む。
それでいいんだろうかなあ。
結局それは巨大資本にのまれるだけではないか…。
公共の施設くらい、なんか例えば障害者がやってるカフェとかあると思うんだけど、そういうのを入れていったらいいのにな、と思ったり。
ってか、まあそういうところもありますよね。
そういうのはやっぱ応援したくなるというか、入ってみようか、という気になります。

先日、群馬県立近代美術館に行ってきました。
アキが「長谷川潔 銅版画展」を見たいということで。
で、まあその建物の中に入っていたレストランは、ガストとかスタバとかじゃなくてなんかがんばってやってる感じでした。
入り口に「今ちょっと立て込んでいるので30分ほどかかります」みたいなことが書いてあって。
ま、いっか、と思って入りまして。
おいしかったですね。
いろいろ古代米を使うとか、群馬県産のモノを使うとか、そういうことをしているようでした。

で、まあそこに行ったのはもう一つ理由がありまして。
近代美術館は「群馬の森」の中にあるんですが、そこの朝鮮人の追悼碑が、県の行政代執行によって撤去されたという愚行ね。
まあ記憶に新しいところですが、そこに、というか、その跡地にですね行ってみたい、と。
場所がわからなかったので美術館の受付の人に聞くと場所を教えてくれて、「でも、今はもう撤去されて更地になっちゃってるんです」と言っていた。
着くと確かに更地になっていたけど、献花は今でもされていました。

まあ、なんでしょうね。
その碑は戦争の遂行のため日本で働かされた朝鮮の人たちを弔うもので、そりゃ弔いましょうよって話なんだけど、いわゆるネトウヨ的発想というか、とにかく朝鮮人とかを嫌うからね、あの人たちは。
同じように米国人とかを嫌わないのがよくわからないんですけどね。
原爆落とされてますからね。
どっちか言えば、どう考えてもそっちだろ…と思うんだけど。

というか、そういう人のゴキゲンを取ったんでしょうかね知事は。
都知事もそうですけど、追悼文を送らない、みたいなね。
石原さんだって送ってたモノを、まあどういう了見なのかと思うけど。
正直、意味がわかんないですよね。

ケンカしたいんですかね。
だって、今まであったモノを無くす、送らない、ってのは、明確な意思がそこにある。
だから、反発の感情を持たれて当たり前なんですよね。
わざわざなんでケンカを焚きつけるようなことを政治家がするのか。
ケンカって、まあ国同士ですから戦争ですよ。
戦争したいんですかね。
どういうつもりなんでしょうか?
平和の方がいいじゃないですか。

これから作ろうとしているモノを止める、というのはまだわかるんですよ。
そこで論議すればいい、と思う。
時代も動いているわけだし。
だけど、これまであった碑を壊す、というのは、話が全く違うと思うんだよね。

なんでそんなにイキッてるんでしょうかね。
別にいいじゃない。
平和の方がいいし、戦争にならない方を取るのが政治家かと思うんだけど。
そういうことをいうと、またイキって「それでは日本の尊厳が」とか言われるけど、そういうこと言ってボロボロになったの、知らないんですかね。
第二次世界大戦っていうんですけどね。

ま、そんなわけで。
話があっちこっちになりましたけど、この辺で今日はチャオ!






(BGM:鹿島とも子「スキャンダル」from「歌謡曲番外地:東宝レコード女優編モア~あなたって凄いのね」)
→気持ちいいんだよね、この人の歌は。
その後のオウム騒動がなかったら、もう一度歌ってくれたりしたのかな。
どっか洋楽寄りでもあります。

Yのお母さんの葬式の夜の話


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長々と続いてしまってアレだが、Hの話(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6595.html)で思い出した話ということで、Aの話(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6600.html)を書きました。
そして、Aの話をYとした話(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6601.html)という後日談っぽいモノを書きました。

で、中学はYと一緒だったんですが、高校では別れました。
そうなったもんで、一時交流が途絶えていたんですが。
けど、高校の二年の時にYのお母さんが亡くなったんです。
ずいぶん早く、とても信じられない感じだったんですが。

そのことをお袋が聞いてきて。
というか、中学の連絡網でも回ってきたらしいんですね。
で、まあ仲良かった人は行った、という感じで。
お袋も行きましたが、俺も行ったんです。
中学の頃はずいぶんYの家にも行ってましたから。

まあ、自称でも「お母さん子」だった彼はとても落ち込んでいました。
で、なんか「泊まっていって欲しい」ということになりまして。
ああ、わかった、ってことで、お袋は葬儀が終わって帰ったんだけど、俺はYと一緒に家に戻ったんだよね。

それでまあなんとなく重たい雰囲気だったんだけど、それでもいろいろお菓子とか飲めもしないお酒とかを買ってきてみたりして。
二階のYの部屋で飯代わりにしてたんです。
Yのお父さんは一階で意気消沈としていた感じでしたね。
そもそもYはお父さんと折り合いが悪かったというのもあって、お父さんも干渉してこないことをいいことに、まあいろいろそういう感じで過ごしてた、と。
まあある意味「特別な日」ですからね。

二年くらい会ってなかったから、まあどうなってるかな、と思ったけど、YはYのままで。
でもまあ、そんな俺に泊まりに来てくれ、というくらいだから、あまり高校ではそういう友だちができなかったのかな、とか思ったりはした。
でもまあ、こういう時に昔の友だちを頼る気持ちもわかる気がして。
だから俺はなるべく今の高校生活についてはあまり触れずに、昔の話をずっとしていたんだけど。

そしたら、急にYが、「A、覚えてる?」と。
俺は正直ちょっと忘れかけていたのだが、その言葉を聞いて、急にいろいろ思い出した。
あの一輪挿しのこと。
急な引っ越し。
そして、本当はお父さんはいなかったという話。
まあ、いろいろ一気にアタマの中に押し寄せてきたんだけれど。

Yが昨晩、お母さんの遺品をざっと見ていたら、手紙が出てきたと。
その束を見るともなく見ていると、Aのお母さんらしき人からの手紙があったという。
それはハガキで、中身はどうも例の引っ越したすぐ後に新住所を知らせると共に、挨拶もなしに引っ越したことを謝罪するないようだったと。
まあそれだけ聞けば、普通の手紙である。

「たださ、その中で、私たち夫婦の仕事が失敗したので引っ越す、みたいな一文があったんだよ」とY。
「え?母子家庭って言ってたじゃん」
「そうなんだよな。母ちゃんもそう言ってた」
「で、主人が北がいい、というので、北に決めました、みたいなことも書いてあってさ」
「なにそれ」
「なんか不気味だな、と思ってさ。お前もなんかちょっとおかしいとか不気味とか言ってたの、思い出してさ。確かに、なんか今考えるといろいろおかしいよな…」
新住所は東北の比較的大きな都市だったという。

つまり、Yの母親は全てを知っていた可能性があった。
その上で、お父さんはいない、母子家庭だ、とYに言っていた、ということだ。
ポイントは、その「夫婦の仕事」である。
それがまったくわからない。

その手紙がYのお母さんの遺品から出てきたというのも、なんだか…。
だって、Yのお母さんに聞けば、ある程度大人になった我々にも話してくれたかも知れないのに、そのお母さんはもういない。

おそらく、もうAのお母さんは年齢から言って亡くなっていると思う。
先にも書いたように、お母さんというよりおばあちゃん、といった感じだったから、正確な年齢はわからないが、恐らくはAは遅くにできた子だったのだと思われるからだ。
というか、Yの母親とはそれで意気投合したのである。

いや、もしかして養子?ということも考えられなくもないのだが…。

これがまあAの話の全てだ。
これ以降もYとは交流があって、お互いに仕事をするようになってからも会ったりしてはいた。
Yの勧める保険に入ってやったりもした。
が、今はYも何かあったのか、音信不通である。
なので、Aのことが俺の前で話題に上がることはもうないだろう。

けど、やっぱり何か引っかかるのだ。
というのは、珍客が登場して、一輪挿しの花が腕のように揺れた。
あの腕。
なにか、オレに何か伝えようとしていたのではないか?と思えてならないのだ。
そして、Aのお母さんは一瞥してそれを止めたようにも思えて。

もちろん、全て想像だし、全てが偶然なのかもしれない。
でも、なにか気にかかるのだ。






(BGM:いぬいなおみ「私は私の知らない女になったの」from「歌謡曲番外地:東宝レコード女優編モア~あなたって凄いのね」)
→他のコンピでこの人の「ナオミの夢」を聞いたときはなかなか衝撃で。
凄く歌がうまい人なんだろうけど、これはどっかシャンソン風というか、リズムに敢えて乗せない感じの部分が好き嫌いがあるかな。
というか、まあやり過ぎくらいにリズムから外してくる。

イライラ地獄


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日記をつけているつもりで書いていますが、もうどんどん実際の日時とアップされる日時がズレておりまして、まあ別にそれはどうでもいいんだけど。

で、もうちょっくら前になりますが、「みはる&いとうあさこトークライブ・しあわせになりたい」というのを見に行って、というかトークを聞きに行ったんですが。
ま、十年くらい前に行って、このシリーズはぜひ続けて行きたい、とアキと言っていたんですが、いろいろあって途中いけない日々が続いて、やっと十年ぶりですか。
それもどうも八十八回目ということだったらしく、めでたい感じで。

どうですかね。
中身としては、何の学びもない。
ただ飲み会でいとうあさこさんとみはるさんの話を聞いていた、というような感じで。

つまりはまあ、たぶんいとうあさこさん好きなんだよね。
売れる前、というと失礼なのかもしれないけど、その時から結構目をつけていて。
そしたら爆発的に売れたじゃないですか。
それに恐らくアキの今の感じってすごくいとうあさこさん的な感じだと思うんだけど、アキはすごくだから影響を受けたんじゃなかろうか。
プロレスラーだった時の「おばさんキャラ」も、どっかいとうあさこさんとかぶる。

ま、つまりはいとうあさこさんが好き、という。

どこが好きなんだろう、というのは考えてもムダという気はしますが、やっぱ直感だから好きって。
理屈じゃない。
でもまあ、無理矢理考えて見ますと、どっかね、「明るくイライラしてる感じ」かなあ、と思ったりしまして。

確かに世の中イラつくコトって多いわけで、やってられへん!というような。
イラつくことがなくなったらいいのに、とは思いますが、イラつくコトってたいがい自分一人じゃどうしようもないことも多いわけですよ。
どうしたってイラつく上司がいたら、そこから逃げればいい、ということも成り立つが、一方で生活があったりしますしね。
今貧乏だったり、ってのもある意味一人じゃどうしようもない。
働けばいいじゃん、って働いてても貧乏なんだってば、っていう場合はもうどうにもならないじゃない。

それにまあ、言い知れぬイライラってのもあるでしょう。
だいたい、なんだか40代とか50代とかはイライラするっていいますよ。
更年期とか言うけど、女性だけじゃないからね。
これはもう自分ではどうしようもない。
明確なイライラに、そういう不定愁訴的なイライラも加わる。

つまり人生イライラ地獄なワケです。
マジメに向き合ってたら、そりゃもう爆死する勢いなくらいイライラ地獄。
SNSなんかでもなんか知らないけど、なんも知らない人に感情的に怒ってる人いるじゃないですか。
多分イライラ地獄にはまってるんだと思います。
そして、その気持ちはわからなくもないですよ。

一方で確かに「なんかあの人は仏さんのような人だ」なんて人もいます。
すげえなあ、と思いますが、でもまた「そういう人になれない!」というイライラのタネにもなっていたり。

つまりですね、もうイライラがデフォルトなんです。
イライラすんのが当たり前。
そう考えたらどうでしょうか。
もうね、イライラをどう「スルーするか」ってことだけが重要なんですよね。
問題ごと、もめ事があった時に、「どうスルーするか」と。

でも、スルーも何も、このことを私がやらないと仕事が止まっちゃうし…、とかって思っちゃうんだよね。
だから、スルーできない。
で、イライラを正面から受け止めるハメになってしまう、と。
イライラ地獄ですよもう…。

だからきっと憧れるんだと思うんだよね。
明るくイライラしてる人に。

つまり、もうイライラはデフォルト。
しかも、逃げるに逃げられないイライラも多い。
そうなったら、もう明るくイライラするしかないじゃん!という。

イライラの方向転換というか。
イライラの拡散というか。
そもそもイライラの捉え方、なのかもしれないけど。

ま、イライラすることはたくさんありますが、明るくイライラしていきたいな、と思いますねホント。








(BGM:聖ミカ「恋人達の場所」from「歌謡曲番外地:東宝レコード女優編モア~あなたって凄いのね」)
→ライナーによると、シングル一枚で芸能生活を終えたというハーフの歌手、とのこと。
正調アイドル路線の曲なんだけど、歌がちょっと不安定な感じを醸し出していて、聞いていると不安に陥る感じがある。

抜け出せない貧困と高齢化、そして… ★ 映画 「ビニールハウス」


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映画とかだと、もみ合ってるウチに倒れてどっかに頭をぶつけて死んでしまう、みたいな場面で、そのまま警察に連絡すればいいのに…と思うのだが、なかなかそうならず。
ま、その殺人を隠そうとしなければならない理由があるワケだけれど、その理由がなかなか難しいところで。
その理由がしっかりしていて、「そりゃまあ警察に言えないよな」という風にこちらが思えれば、映画としてはいいのだけれど。
でもたいがいは、「なんで警察に電話しないの…」と思ってしまって、なかなか話しについていけなくなってしまったりする。

という、まあ「それを言っちゃお終い」という気もするんだけど、「ビニールハウス」という映画を見ましてね。
韓国映画ですね。
いや、こちら、その「結果的に人を殺してしまう事故」云々だけじゃない映画なんだけど、やっぱそこに引っかかってしまった…という感じなんですが。

貧乏が故にビニールハウスに住んでいる女性が主人公。
彼女は息子と暮らすことを夢見てホームヘルパーとして働いていて。
どうもその息子はちょっとワルなんだな。
少年院的な感じなのか、そこから出る予定だが、そうしたら母親である自分が引き取って一緒に暮らしたい、と。
でもそのためにはまず家がなければならない。
だからまあ、彼女は一生懸命働くしかない。
で、目の見えないおじいちゃんと認知症の妻、という夫婦の家に行ってる。

認知症の妻の方が被害妄想が入ってて、主人公を責めたりもするのね。
この感じはリアル。
で、いろいろあって、風呂介助中に、もう完全に事故という感じでお婆ちゃんが倒れて死んじゃうの。
でも、それを通報することなく、自宅であるビニールハウスに…。
そして、自分の母親(病院に入院していてどうにもならない感じだった)をその身代わりとして派遣先の家に潜り込ますんだよね。
おじいちゃんの方は目が見えないから…。

で、おじいちゃんはおじいちゃんで、施設にも行きたくないし、このまま認知症の妻の面倒はみきれない、と思っている。
心中だね、心中を考えていて。
そしたら、おじいちゃんの方が認知症の初期だと診断されてしまって、どうも自分の妻が自分の妻じゃないような気がする…ということで、このまま認知症が進むのではないかと恐怖を覚え、ついには心中を決行。

もう一つ話がクロスしていて、自傷行為のカウンセリングに主人公は通っているんだけど(時々彼女は自分を殴る)、そこで出会った、軽度の知的障害の女の子の虐待の問題がありまして。
まあ、いろいろあって、彼女は主人公に懐いて家、といってもビニールハウスにも来たりしてるんだけど、その過程で主人公も死体を隠さなきゃいけないとかもあって、虐待をする方が悪い、殺しちゃえばいい、とか言っちゃうんです。
で、性的虐待ですね、その時に刺しちゃうんです。

そうしたことが起こってる最中、息子は出てきていて、仲間と酒でも飲もうとか言ってるんだけど、子どもなのに。
で、じゃあそのビニールハウスで飲もう、となるんだよね。
時ちょうど、主人公は家を手に入れている。
そう、もうこのビニールハウスを燃やしてしまおうということになるんだよ…。
だって、おばあちゃんの死体はビニールハウスにあるんだから。
「ごと」燃やしちゃおう、と。
灯油をまいて火をつけちゃう。
が、そこには、「誰かが来た」と思って隠れていた息子とその仲間もいて…。

まずまあここまでこんがらがってしまったのはお婆ちゃんが死んだ時に通報しなかったからなんだが、そのベースにはまず貧困があるわけで。
韓国では家賃も高騰していて部屋が借りれないということが問題になってるらしい。
半地下なんてのもあったけど、ビニールハウスってのも実際にあるらしい。
そこから抜け出すには、とにかくもう働くしかない、しかし実際にはそれでも手に入れるのは困難、という現状。

そして、高齢化問題。
老夫婦だけで生きていけなくなってしまった場合に、それを受け入れてくれるだけの社会的な受け皿がない。
施設に対してものすごい反発心をこの夫婦はもっているんだけど、まあ韓国の施設の状況はわからないけど、それもまあ日本でも同じかもしれない。
やっぱり、施設には入りたくない、というのは日本でも同じだろう。

三つ目に、子どもの虐待の問題。
孤児を、そしてそれが軽度の知的障害だからという感じで性的虐待と引き換えに面倒をみるというような胸くそ悪い現実。
四つ目に、そういう社会に未来を描けなくなった子どもたちの非行の問題。

そういう様々な問題が縦に横に糸を張ってこの物語は出来ていて。
それが一つの事件をきっかけに一気に崩れる。
なんなら主人公とその知的障害の女の子は生き残ったが、あとはみんな死んでしまったのである。

ま、冒頭に、「通報すればよかったのに映画」みたいな感じで否定的に書いちゃったんですが、そこをのぞくとかなり傑作だったのではないかと思っていて。
とにかく主人公の演技がバツグンにいい。
薄幸そうな、笑顔のない彼女の感じがどうにもリアルで見ていられない。
それから、その彼女とセックスするだけの関係と割り切って近づいてくる男がいまして、まあ昔からの関係っぽいんだけど、その感じもリアルで。
全てにおいて薄幸。
恐ろしいほど薄幸。
それをすごく体現していた演技で、とにかく引き込まれる。

てなことで、ある意味今の韓国のリアルなのかもしれないこの映画、機会あったら見て欲しい。









(BGM:Sonny Burgess「Tomorrow Night」from「ロックンロール秘宝館 vol.1 (Remastar Tracks)」)
→元々はロカビリーのスタンダートなんですね。
印象的なAメロのコード進行が気になる。
どっかビックバンド的サウンド。

オグラに学ぶ


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先日、オグラと飲む機会がありまして。

オグラは今はなんだかハッキリしないことがあったり、ブラックになっちゃう時もあるんだけど、学校時代は生徒会長で、しっかりしていたという。
当時、彼が生徒会長時代に小学部で教えていたのが三原で、ここで再会してまず「ちょっと変わりすぎだよな…あれ、ホントにオグラだよな?」と言ってたくらい、まあ逆にしっかりやってたという。
確かに来たばかりの頃はちょっともう廃人に近かったので、逆に我々はそういう栄光の日々があったことを知らなかったわけですが。

生徒会長になる経緯も、これはオグラのいうことだから事実かどうかは別だが、自分は生徒会長には向いていない、みんなの意見をまとめるのは苦手だから、と固辞したが、先生に説得されて立候補したら当選した、ということらしい。
当時の写真を見ても、生徒会長として先生からの信頼が厚かったことがうかがえるし、運動をやってる写真なんかはもう別人である。
そりゃまあ、人気がさぞかしあったでしょうね、と。

聞いてみると、バレンタインに高校時代はチョコをよくもらったという。
「えっと、Hさんでしょ…それから」といった具合である。

まあ、その後一般企業に勤めてツブれ、歌舞伎町のぼったくりに何度も通ってお父さんが支払いに埼玉県北から駆けつけるという日々を経て、いわゆる入所施設に。
そこで何があったのか知る術もないが、そこで十年くらい暮らした後、ウチに来た時には歩けなくなっていた。
もちろん話も通じない。

でもまあ、その後段々復活し、マラソンも10キロの大会だったけど完走したりして。
最近はいろいろ覚醒してきました。
特に、やっぱ元がいいですからね。
調子がいいと、井上とかにもキチンと刃向かうんですよ。
一緒に住んでいるイチマルとは毎日バチバチしているとか。
とにかく口が立つ。
「それはおかしいよ」とキチンと言えるというか。

今年度の振り返りの中で、オグラが「えばってるからみんなに嫌われる」と井上に言ったことを発端に、井上は「もう(自称)リーダーはやめる」ということになって。
井上も、「あの時オグラに言ってもらってよかった」みたいな感じになっています。
ま、ちょっと井上はイキッてたんですよね。
できもしないのに、リーダー風を吹かすだけ吹かす、みたいな感じで。
けっこうイチマルにもその時「もうウチに来るな」と言われたり、みんなの対井上の風当たりが強くなっていた時だったんだけれど。

でもまあ、それを解決した入り口はオグラだった、と。

しかしまあ、いろいろ話を総合すると、やっぱ高校時代が今のところ彼の人生の頂点じゃないかな?と客観的には思うワケです。
先生には生徒会長に推薦され、チョコももらう。
そして運動もできる。
そりゃまあ、そう思うわけですが。

で、その飲んでいる時に、アキが「今のオグラとその時のオグラ、どっちが好きなの?」と聞いたら、喰い気味で「今ですね。今の自分が大好きですね」と言っていて。

あ、そうなんだ…と思ったと同時に、やっぱそれは嬉しかった。

確かに、今のオグラを縛るモノはないんですよね。
生徒会長だったら、生徒会長らしく、ってのがあるじゃないですか。
いわゆる「優等生」という冠ですよね。
これは井上も言うんだけど、井上も学校時代は生徒会長だったし、いい子じゃなきゃいけなかった、それがツラかった、と。

でも、オグラはそもそもここに来た時に廃人だったわけです。
だから、徐々に復活していってる中、それって全部彼にとってはプラスなんだよな、たぶん。
そして、彼は井上やイチマルに立ち向かうだけの頭の回転があって口が立つ。
だから、それを淡々とやるわけだけれど、やってみると「なんかオグラって言いたいこと言えて凄い」ってことになる。
そりゃ、なんか今の方がいいのかもしれないな、と思ったり…。

確かに、ちょっと前の井上だったら、他の人はちょっと「それおかしいよ」と言えない雰囲気があった。
今はまあ、さっき書いた流れのおかげで井上自身が柔らかくなりましたからね。
言いやすくもなった。
そして井上曰く、「今の方がずっとラク」、と。
そして、その井上にモノ申したオグラにはやっぱ「言えて凄い」、俺も言えるようになりたい、という声も上がる。
ま、ウインウインである。

もちろん、彼が入所施設に入らなかったら、一般企業でいろいろイヤな経験をしなかったら、もっとすごいことになっていたかもしれない。
でも、人生に「もし」はない。

だから人生色々なわけだけれど、でもそれでも「今の自分が一番好き」と言い切れる人生でありたいな、とオグラの話を聞いて思った。







(BGM:エミー・マーガレット「あなたって凄いのね」from「歌謡曲番外地:東宝レコード女優編モア~あなたって凄いのね」)
→もうね、もういいんですよ、このタイトルだけで。
とにかく惚れちゃった、と。
私を惚れさせちゃったあなたは凄いのね、と。
じゃじゃ馬だった私も今はめくら、と。
取って付けたようなサビのメロディー、コブシを利かせすぎた歌い方も凄いのね。

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